「ふくおか経済」取材


今朝、わたしは松柏園ホテルへと向かいました。
月刊「ふくおか経済」さんの取材を受けるためです。
同誌は九州の名門経済誌で、わたしも毎月愛読しています。
わが社も、よく記事に取り上げていただき、いつも感謝しています。


松柏園ホテル庭園での撮影のようす



今回は、同誌の11月号に掲載される「FACE」というページの取材でした。
少し気が早いですが、今年を振り返り、来年を展望するインタビュー記事です。
いつものように、同誌の八尋修平さんがカメラマンの方と一緒に来て下さいました。
今回は、松柏園ホテルの庭園で撮影しました。
わたしの背後には松をはじめとした常緑樹が鮮やかな緑を見せています。


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じつは松柏園ホテルの「松柏」とは、『論語』に由来します。
祖父が『論語』を愛読しており、「歳寒くして、然る後に松柏の彫(しぼ)むに後(おく)るることを知る。」〈子罕篇〉の言葉にちなんだのです。「冬になってはじめて松や柏などの常緑樹が枯れないで残ることがわかるように、人の真価はピンチのときにこそ、はっきりと現れる」という意味ですね。その人の能力が表面的なものなのか、しっかり身についているものなのかは、緊急時にわかるものです。ふだんから周囲の人たちに親切にしていたり、みんなから尊敬されているような人なら、本当に困ったとき、だれかが助けてくれるでしょう。でも、いつも自分のことばかり考えている人間は、絶体絶命のピンチのとき、誰も手を貸してくれません。けっして、自己中心的なことばかりしてはなりません。これは、わたしの祖父の教えでもあります。そして、松柏園ホテルに始まるサンレーグループの経営姿勢でもあります。


インタビュー取材のようす

ハートフル・ブックス展」について

来年1月28日の「古事記」上演について

執筆活動についても語りました



撮影後はインタビュー取材を受けました。いよいよ50周年を間近に控えたわが社の業績、業界の動向、それに一条真也としての執筆活動など、多方面からの質問を受けました。わたしは、その1つ1つに丁寧にお答えをしました。特に、新しく生まれ変わる松柏園ホテル(現在工事中)の全体像、100店体制をめざす紫雲閣の新規出店計画、さらには各種イベントの話題も出ました。八尋さんは特に、「子ども冠婚葬祭教室」に関心を持たれたようで、「素晴らしい試みですね!」と言って下さいました。


「ふくおか経済」2015年11月号



昨年も「FACE」の取材を受けて、11月号に出していただきました。
いつも、この時期に「FACE」の取材を受けると、「もう10月になったのか」と思います。トワ・エ・モアの「誰もいない海」ではありませんが、「今はもう秋・・・♪」という感じです。わたしは、この日、松柏園の新館工事の様子を眺めながら秋の訪れを痛感しました。
このまま無事に年末・年始を迎えられることを願っています。


これが松柏園ホテルのローストビーフ丼だ!!

八尋さんと一緒に、いただきます!

こりゃ、うめえ! もう、たまらーん!



インタビュー取材が終了すると、ちょうどお昼時になっていました。
わたしは、松柏園ランチで一番人気の「ローストビーフ丼」を注文して、八尋さんと一緒に食べました。もともと松柏園のローストビーフは人気が高かったのですが、それを熱々のご飯の上に山盛りにしたところ、1800円の価格で連日売り切れるほどの人気です。特に女性に好評で、みなさん必ずスマホで撮影され、ブログやフェイスブック、インスタグラムなどに上げている方も多いようです。八尋さんも「40年生きてきて、こんな旨いものは食べたことがありません!」と言われていました。喜んでいただいて良かったです。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年10月3日 佐久間庸和