西日本新聞社会長・社長就任披露パーティー

28日、ホテルオークラ福岡で開かれた「西日本新聞会長・社長就任披露パーティー」に参加しました。朝から雨で、サンレー執行役員で企画開発部の石田恭一部長とともに、JR小倉駅から新幹線のぞみでJR博多駅へ。博多駅から外に出ると、激しく雨が降っていました。


JR博多駅前は大雨でした

ホテルオークラ福岡の前で



わたしたちは、タクシーでホテルオークラ福岡へ向かいました。
まずはクロークに荷物を預けましたが、石田部長が大きな声で「社長、整理札のナンバーが30番です! サンレーです!!」と歓声を上げました。わたしは内心、「それが、どうした?」と少しだけ思いましたが、感動に浸っている石田執行役員にそんなことは言えず、「それは、すごい! 縁起がいいね!」と言いました。


クロークの札が「30番」でした

パーティー会場へと向かう



金屏風の前に立たれた川崎隆生会長、柴田建哉社長に御挨拶をしてからパーティー会場に入ると、多くの人で溢れ返っていました。最初に、オーストラリア総領事館のトム・イェイツ総領事にお会いし、名刺交換しました。わたしが「ナイス・トゥ・ミー・チュー。アイ・ラブ・オーストラリア!」と英語で言うと、「ありがとうございます。オーストラリアには行かれたことがありますか?」と流暢な日本語で返されたので、ガクッとなりました。(苦笑)
わたしはトム・イェイツという総領事のお名前から、2011年にロックの殿堂入りを果たしたアメリカのシンガーソングライターであるトム・ウェイツを連想しました。



その他にも、さまざまな方々にお会いしました。
小倉ロータリークラブのメンバーをはじめとした北九州のみなさんにも会いましたが、エントリー・サービス・プロモーションの新井恵美子社長に久々に再会したのが、なつかしかったです。新井社長とは何度も経済団体の海外視察などでご一緒しています。


川崎会長・柴田社長が紹介されました



12時になって、披露パーティーが開始されました。
川崎会長、柴田社長が登壇して司会者から紹介を受け、まずは川崎会長が挨拶をされました。川崎会長は「8年間、社長を務めました。今は、良き後継者を見つけることができて、ほっとしています」と述べられました。わたしは今度の10月で社長就任から15年目となりますが、いつか「良き後継者が見つかりました」と挨拶する日が来るのかななどと考えました。



それから、新しく社長に就任された柴田社長が以下のような挨拶をされました。
「本日はお忙しい中、ご出席いただき誠にありがとうございます。就任して3ヵ月がたちました。この間、実に多くの方から叱咤激励をいただきました。お会いしたことのない読者や海外で暮らす九州出身の方からも手紙やメールが届きました。厳しい批判も、身に余るような期待も寄せられました。多彩な声をいただいて、あらためて痛感したのは、私たちは地域とともにある新聞社だということです。課題を見つけ、解決策を探り、魅力を発信し、楽しいイベントを手掛け・・・。福岡、九州をもっともっと元気にするのが西日本新聞社の役割です。来年は創刊140周年を迎えます。地域に根差して生きていくために新聞社はどうあるべきか。さらに考え、変革していきます。これからも率直な声をお寄せください」
柴田社長が挨拶を終えると、盛大な拍手が起こりました。


カンパ〜イ!

パーティーは大盛況でした



その後は乾杯の音頭でパーティーが開幕し、多くの方々との会話の花が咲きました。
柴田社長の挨拶にもありましたが、「新聞冬の時代」と呼ばれています。
しかし、新聞にしかできない情報発信が必ずあるはずです。
1877年(明治10年)に西南戦争の戦況を報道するために創刊されたという西日本新聞さん。わが社も全面協力させていただいている「お悔み欄」をはじめ、これからも地域に根ざした紙面づくりに期待しています。このたびは、誠におめでとうございました!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年9月28日 佐久間庸和