湯田温泉の旅


23日、わたしは山口県山口市湯田温泉に向かいました。
湯田温泉ユウベルホテル松政」で、全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の西日本ブロック会議が開催されたのです。サンレーの東常務、山下執行役員冠婚本部長も一緒でした。


井上馨銅像の前で



会議前に、ホテルの近くにある井上公園に行ってみました。
湯田温泉中心部のこの地は、明治の元勲「井上馨」の生家があった場所で、公園内には彼の銅像があります。「長州ファイブ」の1人として名高い井上馨は、天保6年(1836年)1月16日に生まれ、大正4年(1915年)9月11日に逝去しました。



それからホテルに戻って、西日本ブロック会議が14時から開始されました。
ブロック会議は3時間にわたって活発な意見が飛び交い、大いに盛り上がりました。その後は懇親会が開催されました。業界の仲間たちとお酒を飲みながら、和気あいあいとした楽しい懇親会となりました。二次会はカラオケ大会となりました。


中原中也記念館の前で

太宰治中原中也」展が開催されていました



24日の朝、食事を済ませると、ホテルのすぐ近くに中原中也記念館ある中原中也記念館を訪れました。近代詩人の中原中也は、明治40年(1907年)4月29日、山口市湯田温泉に生まれました。30年の短い生涯を詩に捧げましたが、生前は充分な評価を得ることのないまま、志半ばにして異郷の地で没しました。「太宰治中原中也」展が開催されていました。


維新百年記念公園のブロンズ彫刻「子供の四季」

社長と常務は一心同体! 50周年まで、あと55日! GO!GO!



それから、わたしたちは維新百年記念公園に向かいました。
ここは建設省が全国で10箇所を指定した「明治百年記念森林公園」の1つですが、「子供の四季」という素晴らしいブロンズ像がありました。これは、HITOSHI ITOUが昭和47年(1972年)に製作した彫刻で、二人の少女が互いに手をあげ、激しくまた軽やかに舞い、躍動美の中に子供の夢と希望があふれています。


これが孔子杏壇講学像だ!!



維新百年記念公園の目玉は、なんといっても「孔子杏壇講学像」、すなわち「孔子と弟子たちの像」です。この孔子と弟子たちの像は、山口県山東省の友好協定締結25周年を記念して、平成19年(2007年)11月に中国の山東省から寄贈されました。孔子には、72賢人をはじめ3000人の弟子がいたと伝えられています。維新百年記念公園の像は、孔子が杏壇で5人の弟子に教えを説いています。像は、向かって左から冉求、子路顔回孔子、曾参、子貢の順に配置されています。銅像はすべて、まばゆい黄金色に輝いています。


兄弟子とともに孔子先生の話を拝聴する



いま、わたしは小中学生向けの『はじめての論語』(仮題、三冬社)という本を書いているところなので、非常に感動しました。わたしが、人類史上で最も孔子先生を尊敬していること、もちろん知っていますよね。それにしても、なんという素晴らしい朝でしょう!
嗚呼、朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり!
ということで、山口の湯田温泉は良い場所でした。
それぞれの訪問場所について詳しく知りたい方は、ブログ「井上公園」ブログ「中原中也記念館」ブログ「維新百年記念公園」をお読み下さい。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年9月24日 佐久間庸和