北陸総合朝礼

北陸に来ています。ブログ「おわら風の盆」に書いたように、2日は富山に寄りました。
3日の朝、マリエールオークパイン金沢サンレー北陸の総合朝礼を行いました。
さまざまな部署から、じつに総勢200名近くが参集しました。


入場のようす

社歌斉唱のようす



まず、総務課の橋谷課長による「開会の辞」で総合朝礼がスタート。
続いて、全員で国旗・社旗拝礼の後に社歌を斉唱しました。それから営業推進部第一ブロックの上川ブロック長によって「経営理念」および「S2M宣言」を全員で唱和しました。


社長訓示のようす

小久保本部長を紹介しました



そして、わたしが登壇し、社長訓示を行いました。
最初に新しく北陸本部長に就任した小久保本部長を紹介しました。わたしは「小久保本部長は、北九州、大分、宮崎、沖縄と担当し、今また北陸本部長となりました。わが社の全事業部を回った人は初めてではないでしょうか。まさに、わが社のエースです。エースが守礼之邦から真宗王国へやって来ました。大いに期待しています」と述べました。


天下布礼」について語りました



それから、わたしは以下のような話をしました。かつて織田信長は、武力によって天下を制圧するという「天下布武」の旗を掲げました。しかし、わたしたちは「天下布礼」です。武力で天下を制圧するのではなく、「人間尊重」の思想で世の中を良くしたいのです。
わが社の小ミッションは「冠婚葬祭を通じて良い人間関係づくりのお手伝いをする」。
冠婚葬祭ほど、人間関係を良くするものはありません。そして、わたしたちの理想はさらに大ミッションである「人間尊重」へと向かいます。太陽の光が万物に降り注ぐごとく、この世のすべての人々を尊重すること、それが「礼」の究極の精神です。天下、つまり社会に広く人間尊重思想を広めることがサンレーの使命です。わたしたちは、この世で最も大切な仕事をさせていただいていると思っています。これからも冠婚葬祭を通じて、良い人間関係づくりのお手伝いをしていきたいものです。


総勢200名が集まりました



「ミッション」という言葉は、もともとキリスト教の布教を任務として外国に派遣される人々を意味する言葉でしたが、現在はより一般的に、何らかの任務を担って派遣される使節団やそうした任務のもの、あるいは「社会的使命」を意味するようになってきています。ミッション経営とは、社会について考えながら仕事をすることであると同時に、顧客のための仕事を通して社会に貢献することです。すなわち、顧客の背後には社会があるという意識を持つ経営です。


わが社の「ミッション」について語る



ミッションが企業価値を高める時代になってきました。
目の前の利益だけを追い求める企業よりも、社会的使命としてのミッションの意識を明確に持って活動する企業が顧客と社会によって高く評価され、発展していくことになります。その意味で、ミッションとは企業の命そのものと言えるでしょう。特に、冠婚葬祭互助会のような公益性の高い事業には、何よりもミッションが求められます。


ミッショナリー・カンパニーをめざして



ドラッカーは「仕事に価値を与えよ」と述べています。
これはとりもなおさず、その仕事の持つミッションに気づくということにほかなりません。わが社は冠婚葬祭業を営む企業ですが、わたしは、この仕事くらい価値のある仕事はないと心の底から思っています。わが社のミッションは「人間尊重」であり、その精神を広く世に広める「天下布礼」です。わたしのミッションは、冠婚葬祭業の社会的地位を高めることであり、「人は老いるほど豊かになる」、そして「死は不幸ではない」社会を呼び込むことです。創立50周年まで、あと76日。1日1日を大切にして、「ミッショナリー・カンパニー」として、われらのミッションを果したいものです。


挨拶する小久保本部長



社長訓示の後は、9月1日に赴任したばかりの小久保本部長が「本部長挨拶」を行いました。小久保本部長は、「体は大きいですが、名前は小久保です。わたしには、何の力もありません。みなさんには、力があります。ぜひ、みなさんの力をわたしに貸して下さい。さまざまな事業部を回ってきましたが、習慣の違いはあれど、どの土地でも冠婚葬祭の大切さは変わりませんでした。これまでの経験を活かして、北陸本部発展のために尽力したいと思います。よろしくお願いいたします!」と力強く決意を述べました。


上半期営業表彰を行いました

最後はもちろん、一同礼!

退場のようす



それから、今年度の上半期営業表彰を行いました。
最後は、全員で「和のこえ」を営業推進部の岸克行部長が音頭を取り、総合朝礼が無事に終了しました。サンレー名物の「和のこえ」で全員の心が1つになりました。


昼食会のようす

それでは、いただきます!

美味しい昼食でした

和気あいあいとした昼食会でした



総合朝礼後は、北陸本部会議メンバーが集まって、昼食会を開きました。
マリエールオークパイン金沢による心づくしの昼食を食べながら、これからの北陸本部の未来について意見交換を行いました。これからのサンレー北陸の大いなる飛躍を予感しました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年9月3日 佐久間庸和