毎日、わたしは「名もなく貧しく美しく」をモットーにひっそりと暮らしています。
こんなわたしですが、とても嬉しいことがありました。ある方から、贈り物が届きました。
なんと、それは死ぬまでには一度は口にしたいと願っていた「ルビーロマン」でした。
この箱の中に「ルビーロマン」が・・・・・・
これが「ルビーロマン」だ!!
ルビーロマンは、石川県が独自に品種改良した高級ブドウです。
かつて、1房なんと55万円の初競りで高値がついて話題になりました。
ブドウの栽培品種の1つですが、果皮が赤く、果粒は短楕円形で大粒の早生種です。
わたしはルビーロマンを自宅の神棚に上げてから冷蔵庫の野菜室に移し、数日経ってから頂きました。それはそれは甘くて、その味にウットリしました。それはもう、ブドウというよりは天上の宝石を食べている感じでした。じつは食べる前に「ガリガリ君のブドウ味より美味しいかな?」などと考えていたのですが、次元が違いました。無知というものは恐ろしいものですね。
- 作者: 一条真也
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2016/03/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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じつは、拙著『死ぬまでにやっておきたい50のこと』(イースト・プレス)の巻末には「一条真也が死ぬまでにやっておきたい50のこと」が掲載されているのですが、その29番目は「ブドウの『ルビー・ロマン』を食べる」でした。34番目の「島田裕巳さんと『葬儀』について対談する」も実現しましたし、少しづつ夢が叶うことに感謝するばかりです。
人生を卒業するとき、ルビーロマンを口に含みたい!
こんな美味しいルビーロマン、今度はいつ口にできるでしょうか?
わたしは、自分が死んだときは、ぜひ1粒、口に含ませてほしいと思います。ルビーロマンを口に含んで人生を卒業すれば、きっと甘く美しい世界へと旅立てるような気がするからです。このルビーロマンが「ロマンティック・デス」を具現化してくれるかもしれません。
*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。
2016年8月21日 佐久間庸和拝