5月24日(火)、かなり早起きしました。
迎えの車に乗ってJR小倉駅へ。今日は、全互連の中部ブロック研修会が四国の松山で開催されるのです。わたしは、7時49分発の新幹線のぞみ8号に乗り込みました。
のぞみ8号の車内では、ホット・コーヒーを飲みながら、『卒業式の歴史学』有本真紀著(講談社選書メチエ)という本を読みました。ブログ「客員研究員会議」で紹介した冠婚葬祭総合研究所の会議で、國學院大學の石井研士副学長が話題にしていた本です。非常に興味深い内容で、夢中になって読みました。
のぞみ車内で『卒業式の歴史学』を読みました
興味深い内容でした
アマゾンの内容紹介には以下のように書かれています。
「なぜ私たちは卒業式で涙するのか? 《蛍の光》《仰げば尊し》から《贈る言葉》、J−POP卒業ソング・・・・・・なぜ歌うのか? 東京大学第1回卒業式から全国の小学校まで、歴史の記録から見えること」
「『最高の卒業式』を目指し、教師と生徒が努力を重ね、みんなでともに歌い、感動し、涙する『感情の共同体』が達成される――。この、日本独特と言える『儀式と感情との接合』は、いついかにして生まれたか。涙の卒業式、この私たちにとって当たり前の光景の背景には、明治初期以来の学校制度構築の歴史が横たわっている。日本の近代と教育をめぐる、新たな視角!」
JR岡山駅で特急に乗り換える
9時15分にはJR岡山駅に到着しました。岡山駅のホームには、サンレー北陸の岸克行部長代理、西宏課長が待っていました。わたしたちは、そこから一緒に9時25分発の特急しおかぜ5号に乗り込みました。車内には全互連の仲間たちがいました。
しおかぜ5号の中でも『卒業式の歴史学』を読みましたが、読了してしまったので、次に『こころはどう捉えられてきたか』田尻祐一郎著(平凡社新書)を読みました。
アマゾンの内容紹介には以下のように書かれています。
「日本人は心という摩訶不思議なものとどう向き合い、表現してきたのか? 江戸思想をベースに宗教や民間伝説など様々な角度から追う」
また、本のカバー前そでには以下のように書かれています。
「江戸時代の思想といえば、封建的な道徳や無味乾燥の教学で埋め尽くされているだろうと思っていた方が、なかなか面白いではないか、今の自分たちと結局は同じ問題にぶつかっていたのだな、そんな風に読んでくだされば、この書物が世に出た意味があると私は思っている。こころを巡る葛藤でつながる江戸時代の人と私たち――」
瀬戸大橋を渡って四国へ!
しおかぜ5号の車内で
JR松山駅に到着しました
アンパンマンが歓迎してくれました
JR松山駅には12時10分に到着しました。
松山駅では、アンパンマンが歓迎してくれました。
わたしたちは、研修会の会場である道後温泉「大和屋本店」に向かいました。
13時30分から理事会、14時から研修会、そして18時から懇親会が開かれます。
*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。
2016年5月24日 佐久間庸和拝