ミャンマー大使の訪問


昨日、東京からスターフライヤーに乗って北九州に戻ってきました。
予定された時間通りに羽田空港を飛び立ち、時間通りに北九州空港に到着しましたが、わたしは大きな幸福感を味わいました。「当たり前って、ありがたい」と心から思いました。
日が変わって、今朝はものすごい豪雨でした。北九州でも大雨警報が発表されました。
熊本や大分の被災地も豪雨に見舞われたようで、とても心配です。


ミャンマーの高僧とともに

高僧と語り合いました



今日はミャンマーのトゥレイン タン ジン大使が北九州市に急遽来られることになり、わたしは世界平和パゴダ奉賛会の会長を務めているサンレーグループ佐久間進会長、副会長を務めている八坂和子さん(パゴダ建立の最大の立役者である旧門司市の故柳田桃太郎市長のご令嬢)とともに松柏園ホテルでお会いすることになりました。
このたびの地震で熊本在住のミャンマー人28人が北九州市のJAICAに避難されており、トゥレイン タン ジン大使が慰問に来られたのです。慰問の後、世界平和パゴダの今後の運営について打ち合わせをしたいとのことで、松柏園を訪問されることになった次第です。
最初に、世界平和パゴダの高僧3人が松柏園に来られました。
わたしは合掌し、心からの敬意をもって3人の高僧をお迎えしました。


慈経 自由訳』を持って


慈経 自由訳

慈経 自由訳


ブログ『慈経』で紹介した上座仏教の経典は、ミャンマー仏教において最も重要な教えです。わたしが自由訳を手掛けた『慈経 自由訳』(三五館)を僧侶のみなさんにお見せすると、「メッタ・スッタ(慈経)を広めて下さるとは素晴らしいことです。心から感謝いたします」と言われました。わたしが「『慈経』のメッセージは今度の大地震の被災者にとっても救いになるメッセージであると思います」と述べたところ、僧侶の方々も頷かれていました。


ミャンマー大使を囲んで・・・

ミャンマー大使と



予定の時間から30分ほど遅れて、トゥレイン タン ジン大使が松柏園ホテルに到着されました。わたしは大使と硬い握手を交わし、『慈経』のメッセージを広めるとともに、世界平和パゴダの運営に最大の協力を惜しまないことをお誓いしました。ミャンマーでは5月に新政権が発足し、アウンサンスーチー女史が最高顧問となる見通しです。新しいミャンマーを指導するアウンサンスーチー女史には再来日された際に、ぜひ世界平和パゴダを参拝していただきたいと思います。その実現に向けてサポートしてほしいとミャンマー大使にもお願いしました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年4月21日 佐久間庸和