今年最初の嬉しいこと

今年は、元旦早々から嬉しいことがありました。
次女が「第17回高校生小論文コンクルール」で1万2000人の中から3位となる「審査委員特別賞」を受賞し、今朝の「読売新聞」に写真入りで紹介されたのです。


「読売新聞」2016年1月1日朝刊



コンクールの今回のテーマは「今こそ大志を語れ」でしたが、次女は「隣人祭り」を通じて孤独死をなくしたいという大志を語っていました。わたしが多忙で出張が多く、自宅にいても書斎にこもることが多く、なかなか親子のコミュニケーションの時間が取れないのですが、親の考えていることをしっかりと理解していてくれたのだなと悟り、ちょっとホロリとしてしまいました。


第17回高校生小論文コンクルール公式サイトより



次女の小論文は「悲劇は繰り返されるべからず」というタイトルです。
その冒頭には以下のように書かれています。
「『おにぎりが食べたい』。
そう書き残して北九州市で男性が餓死し、1か月後に発見されたというニュースが流れたのは私が小学生の時だった。『孤独死』という言葉すら知らなかった当時の私にとって、今の時代に餓死する人がいて、その上1か月も誰にも発見されなかったという衝撃的な事実に、食事が喉を通らなくなったことは今でも忘れられない。これが私と『孤独死』との出会いだった。
家族は、友達は、隣人はいなかったのか、様々な疑問に悶々とし、当時中学生だった姉と、何か自分たちにできることはないのか考えるようになった。そして辿り着いたのが、フランスのパリで始まった『隣人祭り』だった」



また、小論文の最後は「悲劇は繰り返されるべきでも、放置されるべきでもない。一人でも多くの方が孤独な死を迎えないこと。私の大志はその実現にある」という一文で終わっています。
なお、全文はこちらをクリックしていただければ読めます



新聞といえば、ブログ「『朝日新聞』で連載を開始します!」で紹介したように、来年からわたしは「朝日新聞」本紙で連載を開始することになりました。
昨年から、日本経済新聞電子版の「ライフ」に「一条真也の人生の修め方」を、産経新聞デジタルの終活WEB「ソナエ」に「一条真也のハートフル・ライフ」を、さらには「サンデー毎日」に「一条真也の人生の四季」を連載開始しました。これら3つの連載は日本全国に向けた「三本の矢」ですが、来年からは「朝日新聞」本紙という強靭な矢も放つことになります。



ここに、わたしは「天下布礼」を大きく前進させるための超媒体として、日経・産経・毎日・朝日という「四本の矢」を手に入れることができました。「あとは読売だけが縁がないなあ」と思っていましたが、思わぬところで「読売新聞」紙上にわが子が登場するというご縁をいただき、感激しています。今年は、元旦から嬉しい出来事があり、神仏に感謝しています。また、言葉だけで終わらないように、わが家は孤独死のない社会づくりに行動をもって尽力する覚悟です。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2016年1月1日 佐久間庸和