バリ2日目


バリの2日目です。12日は早起きして、7時30分に宿の「アヤナリゾート&スパ バリ」を出発しました。最初の訪問地は、トルニャン村。ここで風葬を見学します。


朝食のようす

レストランの前で

ホテルの玄関前で

ロビーにて

バスの中のようす

バスの全景

全国冠婚葬祭互助会連盟様!



バスで2時間ぐらい走り、わたしたちは「マドゥサリレストラン」に到着しました。ここがトルニャン村の入口になるそうです。
そこから4台のワゴンに分譲し、まずはケディサン村へと移動しました。
ケディサン村に到着後は、ボートに乗ってトルニャン村へ。
ボートは1隻6名乗りでした。いやあ、異国情緒が満点です!


ライフセーバーを装着

トルニャン村にて

村に鎮座するトラのような犬

トルニャン村にて

現地コーディネーターの説明を聴く



トルニャン村に到着すると、わたしたちは村のお寺へ向かいました。
そこで、珍しい風葬(墓地)を視察させてもらいました。
現地のコーディネーターの方が説明してくれました。


ドローンの準備を始める志賀社長

ドローン飛ぶ!!

風葬の村」の上空を飛ぶドローン



トルニャン村で、セレモニーの志賀社長が動き始めました。
持参していたドローンを操作して、飛ばしたのです。
風葬の村」の上空をドローンが飛ぶ事態になりました。
ドローンが飛ぶと、村の人々や子どもたちが集まってきました。
ドローンを自在に操作する志賀社長を畏怖の視線で見ています。
志賀社長はこのまま、この村のカリスマになれそうな感じでした。


墓の入口のようす

香りの強い香木の前で

頭蓋骨の群れを背に

頭蓋骨の群れ。メメント・モリ



それから、わたしたちは再びボートに乗り、墓地を視察しました。
バリ島北部のバトゥール湖は世界遺産ですが、その湖畔にトルニャン村はひっそりと佇んでいます。この村は3方を断崖絶壁に囲まれ、残りの1方を湖に遮られており、村への交通手段は対岸からのボートしかありません。この「陸の孤島」では「風葬」によって死者を弔っているのです。「風葬」とは、遺体を野ざらしのまま朽ち果てさせる葬法です。かつては、沖縄や奄美諸島をはじめとする日本にもその風習が残されていました。
トルニャン村の墓地には1本の大木がありました。「タルムニャン」と呼ばれるこの香木で、この木が香りを発することで、遺体から放たれる屍臭をかき消しているそうです。確かに、屍臭は感じませんでしたが、香木の香りも特に感じませんでした。おびただしい数の頭蓋骨とともに、死後1週間ほどの遺体もあり、わたしたちは合掌しました。


富士山と同じ高さのバトゥール山を背に

世界遺産である棚田

ランチはインドネシア料理でした



トルニャン村を視察した後、わたしたちは2時間近くかけてウブドへ移動し、遅めの昼食を取りました。昼食会場は瀟洒なリゾートホテルで、インドネシア料理のランチをいただきました。インドネシア料理は辛過ぎず、日本人の舌にも合います。特に、この日いただいた料理は素晴らしく美味しかったです。昼食会場のリゾートホテルも緑の囲まれた最高のロケーションで、「いつまでもここにいたい!」と思わせるほどの快適さでした。
昼食後、わたしたちは2時間半ぐらいかけて戻りました。
帰りのバスの車中で、『未開社会の思惟』レヴィ・ブリュル著(岩波文庫)を読みました。トルニャン村で風葬を視察したばかりだったので、いろいろと考えさせられる内容でした。


アヤナリゾート&スパ バリ」で

ブライダル・チャペルの前で



アヤナリゾート&スパ バリ」に到着した後は、ホテル内のブライダル施設を見学しました。このホテルには3つのチャペルがあり、それぞれにリゾート・ウエディングの舞台として人気を集めています。ホテルの日本人スタッフの女性から詳しく説明を受けました。このホテルには10名の日本人が働いているそうです。


夜の「アヤナリゾート&スパ バリ

夕食会のようす

プールのあるBARで・・・

人気のオリジナル・カクテル



それから少しだけ休憩して、約1時間後に集合。
ジンバランエリアのホテルに出掛けて、ディナーを取りました。
レストランの個室にて、アジアで大人気の高級中華料理をいただきましたが、非常に美味しかったです。食後は同じホテルのBARで二次会でした。プールのあるBARで、雰囲気は最高でした。ここでジントニックや人気のカクテルなどを飲みました。ホテルを出ると、玄関に銅鑼があったので、酔った勢いで思い切り叩きました。こうして、バリの2日目は過ぎていきました。朝が早かったので、眠いです。明日は、バリのウエディング研修の日です。
なお、個別の場所について詳しくは、
ブログ「アヤナリゾート&スパ バリ」ブログ「トゥルニャン村」をお読み下さい。


ホテルの玄関にあった銅鑼を叩きました



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年11月13日 佐久間庸和