神保町のカレー

東京に来ています。16日は台風11号の影響で、朝から悪天候でした。
11時半、雨の中をわたしは神保町の「神田古書会館」を訪れました。
ここには多くの古書店が入っていますが、わたしの目的は2階にある「ボンディ」というレストランであります。ここは、元祖欧風カレーの店として知られています。


神保町のカレーの名店「ボンディ



わたしは次回作として『儀式論』(仮題、弘文堂)を執筆する準備を進めていますが、弘文堂の編集者である外山千尋さんとランチ・ミーティングをすることになりました。それで、外山さんが指定してきた店がこのボンディだったのです。
ブログ「贅沢カレーできました!」で紹介した松柏園ホテルのカレーセットをお中元にお送りしたところ、「今度はぜひ、わたしにカレーを御馳走させて下さい!」と言われたのです。


ビーフカレーを注文しました

これが元祖欧風カレーだ!!

それでは、いただきます!



「神田古書会館」の2階に行くと、お店の前で外山さんが待っていてくれました。人気店の席を確保するためにかなり早くから来ておられる様子。わたしたちは奥の席に座ると、定番というビーフカレーを注文しました。大きな皮付きポテトが2個付いてきました。わたしは中辛をオーダーしたのですが、それほど辛くはありませんでした。欧風カレーということで、むしろ甘い感じがしましたね。松柏園のカレーに勝るとも劣らない大きな肉がゴロゴロ入っていました。


ボンディの前には長蛇の列が!



食事を終えて店を出ると、ボンディの前には長蛇の列ができていてビックリしました。
外山さんによれば、神保町を含む御茶ノ水周辺は「カレーの街」として有名になっているそうです。他にも、「キッチン南海」というカレー店の前にも行列ができていました。ここは黒いカツカレーが名物だそうです。機会があれば、一度食べてみたいものです。


キッチン南海」にも行列が!



その後、わたしたちは「古瀬戸屋珈琲店」に入りました。
ここは、わたしが学生時代から愛用している喫茶店です。
アイスコーヒーを飲みながら、外山さんと『儀式論』の内容について意見交換しました。また、見本が出来たばかりの『唯葬論』(三五館)をお渡しすると、とても興味深そうに真剣な表情でページを繰られていました。外山さんは宗教・精神医学・社会学といった人文系を専門とするプロフェッショナル編集者ですので、読後の感想が気になります。
アイスコーヒーを飲み終えた頃、わたしは外山さんと別れて神谷町に向かいました。
互助会保証株式会社の監査役会に出席するためです。
外山さん、どうも御馳走さまでした! カレー、美味しかったです!


唯葬論

唯葬論

*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年7月16日 佐久間庸和