カツカレーで喝!

前日、シンガポールから帰国したばかりです。飛行機の中でほとんど寝ずに読書していたこともあり、昨日の午後は眠くて眠くて仕方がありませんでした。昨夜は久々に爆睡しましたね。
さて、28日もびっしりスケジュールが詰まっています。


安倍首相のカツカレーを食しました



午前中は、さまざまな打ち合わせを3件行いました。
11時半からはブログ「羽田ミーティング」に書いたように、シンガポールに行く前日に「羽田エクセルホテル東急」で打ち合わせした「出版界の青年将校」こと三五館の中野長武さんとお会いし、ホテルニューオータニのレストラン「サツキ」で『唯葬論』の完成稿についての打ち合わせをしました。こんな“ど直球ど真ん中”な内容の本を出版して下さる三五館さんには感謝するばかりです。わたしは、ど真剣に『唯葬論』を書きました。
ランチの時間になったので、ブログ「安倍首相のカツカレー」で紹介したカツカレーを食しました。この日の午後からも大事な案件が続いているので、海外帰りの疲れた体を励ますように「喝!」と言いながら、食べました。


疲れ気味の体にカツカレーで喝!



食事を終えたわたしはニューオータニのある赤坂見附から神谷町に向かいました。13時15分から、監査役を務める互助会保証(株)の監査役会が開催されたのです。その後、14時からは同社の役員会に参加しました。そこで、久々に(株)117の山下裕史社長にお会いしました。山下社長は全互連の副会長でもあるのですが、足を怪我されてしばらくお会いできずにいました。本当はシンガポール視察研修にも参加されるはずだったのですが、怪我のため不参加となり、残念でした。今日は、久しぶりに元気な姿を見ることができて嬉しかったです!



互助会保証の取締役会では、さまざまな議題があり、業界の現状を深く知ることができました。「激動の時代」を迎えているといわれる互助会業界ですが、明るいニュースもたくさんあります。特に業界の長年の悲願であった「冠婚葬祭総合研究所」が来月ついに設立されます。これは、業界および学識者が一体となって儀式文化や互助会システムを総合的に研究していくシンクタンクで、非常に意義あるものです。わたしが副座長を務めさせていただいた「アジア冠婚葬祭業国際交流研究会」での活動もこの研究所に引き継がれます。わたしも同研究会の客員研究員への就任を依頼されました。ありがたいことです。頑張ります!



わたしは、この「冠婚葬祭総合研究所」が日本の儀式文化を継承し、また創造していく礎になることを願っています。じつは昨日、学術書の名門出版社の編集者の方と都内でお会いし、『儀式論』という儀式文化のテキストを書く企画について打ち合わせました。できれば年内には脱稿したいと考えていますが、この本は『唯葬論』とともにわがライフワークと位置づけています。ぜひ、大学の授業や冠婚葬祭会社の社員研修でも使える本にしたいです。


東京芝とうふ屋「うかい」の正門

参加者全員で記念撮影しました



互助会保証の取締役会の終了後は、東京芝とうふ屋「うかい」に場所を移して、業界の大先輩の方の叙勲内祝いと、お二人の年男の方を祝う食事会が開かれました。3人の大先輩から、わたしは多くのことを学んできました。感謝の気持ちでいっぱいです。また、いつも思うことですが、「お祝い」という行為は人間のあらゆる営みの中でも最も崇高な行為であると思います。わたしは仕事柄もあって、他人様のお祝いをすることが大好きです。ハートフル・ソサエティとは、「おめでとう」と「ありがとう」が行き交う社会であると考えています。


東京芝とうふ屋「うかい」にて、東京タワーをバックに・・・



さらに「うかい」での祝賀会が終了すると、わたしは赤坂見附の喫茶店「集」に移動しました。中野さんと同じく22日に羽田で打ち合わせした「出版寅さん」こと内海準二さんと待ち合わせ、『永遠葬』(現代書林)の出版について意見を交換しました。
今年は終戦70周年の記念すべき年。今年こそ、「生者は死者に支えられている」「死者を軽んじてはならない」ということを全日本人が思い知るべき年です。
『葬式は、要らない』に対抗して『葬式は必要!』を上梓して5年目の今年、日本人が人類社会から落伍しないために、わたしは悲壮な決意で『唯葬論』と『永遠葬』を書きました。なんとか、70回目の「終戦の日」となる8月15日までには上梓したいと願っています。
昼間のカツカレーのおかげで、今日も元気に一日を乗り切ることができました。
明日の朝一番で羽田空港に向かい、スターフライヤーに乗って北九州に戻ります。喝!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年5月28日 佐久間庸和