パターン祭報道

ブログ「世界平和パゴダ戦没者慰霊祭」にも書いたように、わが社が支援させていただいている世界平和パゴダでは5月10日から14日にかけて、ミャンマー僧による「パターン祭」を行いました。その締めくくりとして、14日には戦没者慰霊合同参拝が行われました。
わたしも、朝一番で合同参拝に参加し、戦没者の御霊に祈りを捧げました。


毎日新聞」5月14日朝刊



新聞各紙やNHKをはじめとしたテレビも「パターン祭」を報道して下さいましたが、特に「毎日新聞」さんが一面トップで連日取り上げて下さいました。まず14日朝刊では、「世界平和パゴダパターン祭 夜通し慰霊の祈り」の見出しで、以下のように書かれています。
「夜中の仏塔に読経の声だけが響いていた。北九州市門司区にあるミャンマー式寺院『世界平和パゴダ』で第二次世界大戦戦没者や平和祈願をする『パターン祭』が10日に始まり、ミャンマーから来日した僧侶らが、聖典のなかでも最も尊い教えとされるパターン(発趣論)という経を唱え続けている。
パターン祭は経本5冊にわたる。読経は昼夜を問わず1時間ずつ交代であり、一般参拝客の姿がほとんどない夜も1人読経する僧侶の声は途絶えない。交代の時間に次の僧侶が現れると、前の僧侶が読み終えたところを指し、言葉を交わすことなく席を代わる。読経を終えた僧侶は仏像に手を合わせ、仏塔を後にする。読経は14日午前10時ごろに終わる。その後、戦没者慰霊合同参拝が行われる予定だ。[写真・文 和田大典]」


毎日新聞」5月15日朝刊



また15日朝刊では、「戦没者慰霊と平和祈り」「門司・パゴダパターン祭終了」の見出しで、以下のように書かれています。
門司区の国内唯一の本格的なミャンマー式寺院『世界平和パゴダ』で開かれていたお経の祭典「パターン祭」が14日、終了した。ミャンマー人僧侶26人が第二次世界大戦戦没者らの慰霊と平和を祈り、10日から昼夜連続で交代しながらお経を唱え続けていた。
終了後は戦没者慰霊合同参拝もあり、遺族や住民ら約150人が参列。ミャンマー仏教界の最高位にあるウ・エンダパラ三蔵位大長老(54)が無事終了したことへの感謝を述べ『平和パゴダ設立の目的は、両国の親善を深めるためでもある。これからも末永く友好が続き、発展するような慰霊を続けたい』とあいさつした。
世界平和パゴダ奉賛会の佐久間進会長(79)は「高僧が遠いところから来てくださり感謝している。多くの支援で両国の親善友好、戦没者慰霊の場としての責務が果たせている」とお礼を述べた。参列者は僧侶と向かい合って座り、僧侶の読経に手を合わせ、唱和した。
[長谷川容子]」



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2015年5月18日 佐久間庸和