旅の思い出(2)

わたしは、「庸軒」の雅号で道歌を詠んできました。
これまで詠んだ道歌は、一条真也オフィシャル・サイト「ハートフルムーン」内の「庸軒歌集」に集められています。しかしながら数が多くなったため、当ブログの新コーナーとして、ジャンル別に紹介していきます。今回は、「旅の思い出」を詠んだ9首を紹介いたします。
( )の数字は、「庸軒歌集」の通し番号です。


イスタンブールにて



(028)兵馬俑にて


不老不死 求めてあがく 夢の跡 
     まこと哀しき 兵馬俑かな

(122)イスタンブールを訪れて


東西の文化交はる港町
   イスタンブール 響きまた良し

(123)イスタンブールの歌


異邦人気取って歩く港町 
   なぜかなつかしイスタンブール

(124)ボスホラス海峡をながめて


ふるさとの街より望む関門の 
     海峡に似たボスホラスかな

(125)ブルー・モスクとオリエント急行の歌


夕暮れに紅く染まるは美しき 
    青きモスクと青の貴婦人

(126)ドバイを訪れて


この街は夢かうつつか蜃気楼
    砂漠の上にドバイあらはる

(127)建設中のドバイ・タワー(160階建て)を見上げて


古(いにしえ)のバビロンに建つバベルさへ 
        この塔ほどは神に挑まず

(128)ドバイの砂漠ツアーに参加して


摩天楼しばし離れて 着きたるは 
     ラクダ群れなすドバイの砂漠

(129)夕暮れの砂漠にて


砂漠にて沈む夕日をながめれば 
    ふと口ずさむアラーアクバル


砂漠でラクダに乗る



なお、わたしが「庸軒」として詠んだ道歌は、ブログ『庸軒歌集』ブログ『庸軒いろは歌』で紹介したブックレットにも掲載されています。さらには、『ハートフル・カンパニー』『ホスピタリティ・カンパニー』(ともに三五館)および『人間関係を良くする17の魔法』(致知出版社)でも紹介しています。「天下布礼」にとって、道歌は大きな力を秘めていると思っています。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年12月3日 佐久間庸和