神社仏閣のうた

わたしは、「庸軒」の雅号で道歌を詠んできました。
これまで詠んだ道歌は、一条真也オフィシャル・サイト「ハートフルムーン」内の「庸軒歌集」に集められています。しかしながら数が多くなったため、当ブログで新たにジャンル別に紹介しています。今回は、各地の神社仏閣で詠んだ7首を紹介いたします。
(  )内の数字は、「庸軒歌集」の通し番号です。


宇佐神宮にて



(005)宇佐神宮参拝に際して


宇佐の地で大和の心救はれり 
        神と仏を結ぶ八幡

(021)蓮如上人ゆかりの吉崎御坊にて


百姓の持ちたる国の跡に立ち 
     浄土の夢を人に伝えん

(088)法隆寺の夢殿にて


本当におはしましたか知らぬども 
     かの聖人を拝むほかなし

(089)東大寺の大仏殿にて


日の本の法の目さます大仏は 
     光の国のウルトラマン

(090)比叡山延暦寺にて


数々の名高き聖(ひじり)育てたる 
    法の揺りかご今も揺れるか

(091)織田信長比叡山焼き討ちを想う


寺を焼く因果のゆえに 
   自らも寺で焼かれる応報を知る

(092)高野山金剛峯寺にて


静けさや 高野の山に響きたる 
   あの真言は夢か現(うつつ)か


高野山金剛峯寺にて



なお、わたしが「庸軒」として詠んだ道歌は、ブログ『庸軒歌集』ブログ『庸軒いろは歌』で紹介したブックレットにも掲載されています。さらには、『ハートフル・カンパニー』『ホスピタリティ・カンパニー』(ともに三五館)および『人間関係を良くする17の魔法』(致知出版社)でも紹介しています。「天下布礼」にとって、道歌は大きな力を秘めていると思っています。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年11月24日 佐久間庸和