社名考 総集編

今朝の「読売新聞」に、わが社のロゴマークと社名の由来が掲載した記事が出ていました。「社名考」という連載記事です。以前、ブログ「社名考」でご案内した連載記事の「総集編」ということで、20社のロゴマークと社名由来がまとめられています。


「読売新聞」2014年10月29日号朝刊



TOTO、スターフライヤーナフコといった北九州を代表する企業と一緒にわがサンレーも紹介されていました。誠に名誉なことです。わが社の社名については、「『思いやりの心』『敬いの心』『慎みの心』の三つの礼を重んじる企業を目指した」と紹介されています。



たしかに「サンレー」という社名は「創業守礼」の精神を表現すると共に、創業者・佐久間進会長が、小笠原流礼法の3つの「礼」を重んじる企業を目指すべく命名したものです。
しかし、この社名の由来は一般の皆さんに分かりやすく表現したものです。いわば表向きの意味です。仏教でいえば「顕教」といえるでしょうか。そこで「密教」ともいえる社名の本義をご紹介したいと思います。「サンレー」には、以下の3つの意味があります。



●「SUN‐RAY(太陽の光)」
太陽の光のようにあらゆる存在を平等に照らし、明るく、しあわせにすることを表す。
●「産霊」=命を生み出ず、甦らせる、大切な心を表す。
●「讃礼」=冠婚葬祭の基本である礼を讃えることを表す。



いかがでしょうか。わが社の社名は、このように三重構造となっているのです。
サンレーは、一筋縄では行かないのであります!(笑)
特に、「太陽の光」というのはわが社の理想そのものであると思います。



ブログ「大御神社」に書いたように、昨日は宮崎県日向市の大御神社を参拝してきましたが、ここは天照皇大御神を御祭神とする太陽信仰のメッカでした。日本とは、日の出ずる「日の本」なのです。ブログ「無事に帰国しました」に書いたように、昇りゆく朝日を拝むと、日本人は心からの安らぎを得られます。その意味でも、「サンレー」は素晴らしい社名であると、社長のわたし自身が心から思います。会社が苦しいときは、いつも「陽はまた昇る」と社員に言い続けてきました。わたしは、この社名に誇りを持っています。


「読売新聞」2014年10月1日朝刊

「北商ニュース」2014年5月号



社名といえば、「読売新聞」10月1日号の以前にも、ブログ「教えて? 社名・ロゴ」でも紹介したように、北九州商工会議所発行の「北商ニュース」5月号でわが社の由来が詳しく説明されました。こちらは、社名の二重構造をきちんと説明してくれています。「サンレー」という名前に込められた志を多くの方々に知っていただければ嬉しい限りです。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年10月29日 佐久間庸和