葬送のうた

わたしは、「庸軒」の雅号で道歌を詠んできました。
これまで詠んだ道歌は、一条真也オフィシャル・サイト「ハートフルムーン」内の「庸軒歌集」に集められています。しかしながら数が多くなったため、当ブログで新たにジャンル別に紹介しています。今回は、葬送をテーマにした6首を紹介いたします。特定の個人(故人)の葬儀で詠んだ歌も含まれています。(  )内の数字は、「庸軒歌集」の通し番号です。


宇宙時代の葬送「月への送魂




(010)「月への送魂」に寄せる


この世より光となりて放たれり
        これぞ送魂 月こそあの世


(070)丹波哲郎さんの葬儀で


心のみ持ち込めること
        恩人の野辺の送りに思い知らされ


(080)恩師(故・前野徹先生)の葬儀で


袖をする 縁をも生かす大切さ 
        われに教へし 恩師旅立つ


(081)平成19年3月度 平成心学塾 テーマ「別れ」         
    
つらくとも別れの時は笑顔見せ 
        さよなら三角また来て四角


(084)故・辛島康平君の霊前に捧げる


短くも人に四季あり 
        その種を同志絶やすな実を結ぶまで


(185)平成21年3月度 平成心学塾 テーマ「葬送」 
     

亡き人を送りて悼む人こそが 
        心ゆたかな時代をひらく




丹波哲郎さんの葬儀会場前で



なお、わたしが「庸軒」として詠んだ道歌は、ブログ『庸軒歌集』ブログ『庸軒いろは歌』で紹介したブックレットにも掲載されています。さらには、『ハートフル・カンパニー』『ホスピタリティ・カンパニー』(ともに三五館)および『人間関係を良くする17の魔法』(致知出版社)でも紹介しています。「天下布礼」にとって、道歌は大きな力を秘めていると思っています。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年10月21日 佐久間庸和