小倉紫雲閣に「孔子の木」を植樹しました

10月1日、サンレー本社では月初の総合朝礼が行われました。
出社するとき、小倉紫雲閣の入口脇にブログ「孔子の木」で紹介した木が植樹されており、由来を説明したプレートも添えられていました。


小倉紫雲閣孔子の木の前で



孔子の木とは「楷の木」のことです。中国山東省にある孔子廟には、その弟子たちが孔子を偲んで植樹した楷の木が繁っています。この木は中国原産の落葉喬木で、葉の生じ方や枝振りが直角に整然としているところから、「楷書体」の語源ともなっています。孔子木とも呼ばれる楷の木は、日本においても湯島聖堂足利学校閑谷学校多久聖廟など、孔子に由来する史跡などに植樹されている木なのです。


孔子の木」の案内板



孔子の木は、「学問の木」としても貴ばれています。
ブログ「天道館の孔子祭」で紹介したように、「平成の寺子屋」をめざす天道館には5本の「孔子の木」が植えられており、それぞれ「仁」「義」「礼」「智」「信」の木となっています。そう、儒教の「五倫」にちなんでいるのです。



今後、各紫雲閣孔子の木が植樹されていく予定です。それは、ブログ「孔子の末裔として」にも書いたように、紫雲閣の葬祭ディレクターは儀式のプロとしての誇りを持ち、「葬儀とはこうあるべき」との哲学を持つ必要があります。わたしたちは、これからも孔子の教えを大事にして、儀式文化を大切に守り続けたいです。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年10月1日 佐久間庸和