ニューヨーク3日目

9月20日、ホテルにて朝食を取った後、わたしたちは専用車に乗り込みました。
この日は、終日、ニューヨーク近郊を含めた冠婚葬祭視察です。
まず午前中は、ニューヨーク市ブロンクスにある「ウッドローン墓地」を視察に訪れました。


9月20日のニューヨークの空

ウッドローン墓地にて


ウッドローン墓地は、もともと農場でしたが、マンハッタンの人々の墓として1863年に創設されました。160ヘクタール、400エーカーのウッドローン墓地には、30万人もの死者が眠っています。デューク・エリントンマイルス・デイビスといったJAZZ界の巨人たちの墓もあります。さらに、アメリカ人の国民文学といえる『白鯨』を書いたメルヴィル、実業の世界で偉大な足跡を残したウェスティンハウス、ウールワースベルモントらの墓もありました。


野口英世の墓の前で

マイルス・デイビスの墓の前で



アメリカ人だけでなく、第一次世界大戦の連合軍の兵士たち、イギリス人やカナダ人も眠っています。そして、野口英世高峰譲吉などの医学者や新井領一郎、佐々木指月などの日本人の墓もあります。わたしたちは最初に野口英世夫妻の墓を参拝しましたが、子どもの頃に偉人伝(偉人伝全集の第1巻に必ず入っていました)でその伝記を愛読していた野口英世の墓参ができたことは感慨深いものがありました。
詳しくは、ブログ「ウッドローン墓地」をお読み下さい。


バスの中からヤンキー・スタジアムが見えました

ヤンキー・スタジアムの前で

ベーブ・ルースの稼ぎで建設されたそうです

ヤンキース・チーム・ストアの前で

公式キャップをかぶって・・・・・・



ウッドローン墓地を後にしたわたしたちは、ヤンキー・スタジアムに向かいました。
じつは21日の日曜日、「マー君」こと田中将大投手が登板することになり、野球観戦をすることにしたのです。希望者のみの参加ですが、ほとんどのメンバーが「マー君を応援したい!」と参加を希望しています。ヤンキー・スタジアムでチケットの手配をしてから、ヤンキース・チームストアに入りました。店内は今年限りで引退が決まっているジーター選手のグッズでいっぱいでした。わたしは公式キャップ、ジーターのパーカーを購入しました。140ドルでした。キャップだけで50ドル近くしますから安くはありませんが、旅の思い出の品にはふさわしいと言えるでしょう。明日は、これを被ってマー君を応援します!



それから、わたしたちはセントラル・パーク内にある「コンサーラトリー・ガーデン」に向かいました。ここはガーデン・ウエディングの場所として人気があるそうです。


ニューヨーク自然史博物館

ダコタ・ハウス

イントレピッド海上航空宇宙博物館

「ニューヨーク・ドール」を宣伝するイエロー・キャブ



コンサーラトリー・ガーデンを後にしたわたしたちはバスに乗り込み、リトル・イタリーにある昼食会場に向かいました。途中、バスの中から「ニューヨーク自然史博物館」、ジョン・レノンが殺された「ダコタ・ハウス」、戦艦の型をした「イントレピッド海上航空宇宙博物館」などを見ました。ポールダンスの「ニューヨーク・ドール」を宣伝するイエロー・キャブも走っていました。


多くの人で賑わうリトル・イタリー

移動遊園地も出ていました

まさに、イタリアの「秋祭り」です

リトル・イタリーにて



土曜日ということもあってか道路はかなりの渋滞で、なかなかリトル・イタリーに辿り着けませんでした。ようやくリトル・イタリーに到着しても、ものすごい数の人で溢れていました。なんでも、この日は年に一度のイタリア人の秋祭りなのだとか。移動遊園地なども出ていて、フェリーニの映画みたいでした。わたしたちは、ヤンキースジョー・トレイ監督やジーター、それにクリントン元大統領などが愛用しているというイタリアン・レストランに入り、ピッツアやパスタ、仔牛のグリルなどを食べました。イカ・フライが美味しかったです。


メーシーズ本店

バーニーズ・ニューヨーク本店



昼食後は、百貨店の「メーシーズ」や「バーニーズ・ニューヨーク」の本店を回り、ウエディングパーティーを中心とした衣装などの最新トレンドを探りました。ウエディングのガウンやギフトが揃っており、参考になりました。バーニーズ・ニューヨークでは最新モデルのジャケットも購入しました。ブログ「九州国際大学の客員教授に就任しました」に書いたように、来月いよいよ九国大デビューを果たしますが、このおニューのジャケットを着て教壇に立ちたいと思います。


夕暮れの国連本部

国連本部をバックに



18時にホテルに戻り、一息つきました。
夜は、日本食レストラン「MEGU」で食事しました。
国連本部のすぐ近くにある人気レストランです。国連といえば、明日から環境会議が開催され、日本からも安倍晋三首相が参加するそうです。


日本食レストラン「MEGU」で

カンパ〜イ!



MEGUは、ホスピタリティー業界の国際的な評価機関「ザ・アメリカンアカデミー・オブ・ホスピタリティー・サイエンス(AAHS)」から、最も権威あるインターナショナル・スターダイヤモンド・アワードの「6つ星」の称号を獲得したハイエンドなレストランです。
昨夜は会長のわたしが乾杯の音頭を取ったので、今夜は山下裕史副会長(117社長)に乾杯の音頭を取っていただきました。
MEGUの料理は串揚げなどもあって、カジュアルな印象を受けました。なかなか美味しかったですが、日本人向けというよりアメリカ人が喜ぶメニュー構成だという気がしました。
セレブ客も多いとのことで、ちょうどわたしたちが食事をしていた時間には俳優のレオナルド・ディカプリオが来店していたと店員さんが教えてくれました。


BOOWYの「NO.NEWYORK」をブチかます



食後は、カラオケ店を有志で訪れました。全互連にはカラオケの達人が揃っているのですが、切込み隊長は小泉専務理事で、いきなりギンギンのROCKを熱唱しました。わたしも負けないように、華麗なるニューヨーク・デビューを果たしました(笑)。最初に、ニューヨークの街角に立つ美女を歌ったBOOWYの「NO.NEWYORK」をブチかましました♪


ニューヨークで「アイ・ラブ・ユー,OK」を歌う♪



続いて、全互連の“カラオケ御三家”が次々にマイクを握りました。彼らさえいれば、全互連は(カラオケにおいてですが)業界では無敵です。ほんとに。
全互連といえば、ブログ「全互連西日本ブロック会議」および ブログ「全互連の会長に就任しました」 で書いたように、わたしは熊本での懇親会で矢沢永吉の「アイ・ラブ・ユー,OK」を歌いましたが、この日も歌いました♪ 約23秒の間奏では、「アイ・ラブ・ユー,OK」のセリフに続けて「アイ・ラブ・全互連」「アイ・ラブ・ニューヨーク」と言いました。


リクエストされた「アンダルシアに憧れて」を歌う♪



全互連の“カラオケ御三家”の他にも、他のメンバーがマイクを握り、美声を披露してくれました。みんな、本当に歌がうまい。なんだか、全互連は「世界最強のカラオケ軍団」ではないかという気がしてきました。わたしは、リクエストに応えて近藤真彦の「アンダルシアに憧れて」(なつかしい!)を歌いました。


最後は「トラベリン・バス」を熱唱♪



そして、みんなさんざん歌いまくった後、最後にわたしが矢沢永吉の「トラベリン・バス」で締めました。ブログ「雲仙の宴会」で歌ったナンバーです。松嶌社長がオシボリを振り回してくれたのが嬉しかったです。こうして、ニューヨーク3日目の夜は更けていきました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年9月21日 佐久間庸和