雲仙の宴会

社員旅行に出発したサンレー本社一行は、11日の17時頃、長崎県雲仙温泉の「ホテル東洋館」にチェックインしました。宴会は18時半からでしたので、まずは温泉に入って疲れを取りました。ブログ『テルマエ・ロマエ』にも書きましたが、わたしは温泉が大好きなのです。


サンレー本社大宴会のようす



宴会に先立って、社長であるわたしが挨拶しました。
わたしは、ある忌まわしい出来事について話しました。
じつは、このホテルには20年前にも社員旅行で訪れているのですが、そのとき一生忘れられないアクシデントがありました。宴会で飲み過ぎたわたしが足を骨折してしまい、翌日、タクシーで北九州まで戻って労災病院に緊急入院。手術を行って、2週間くらい入院したのです。まさに悪夢のような出来事でした。「今夜は飲み過ぎないようにします」と言


最初にわたしが挨拶しました



わたしは「いまどき社員旅行に行くこと自体が珍しい」と述べ、「無縁社会」などといわれる現在、こうした人間同士のコミュニケーションはますます重要になると言いました。
100年とか200年といった長寿企業は、いずれも社員旅行を実施しているそうです。
わたしは、今後も、良き企業文化として、ぜひ社員旅行を続けていこうと訴えました。
わたしの挨拶が終わると、松田哲男取締役が乾杯の音頭を取り、大宴会がスタートしました。


カンパイ!

まーまー、飲みなさい!



日頃はなかなか話しにくい相手でも、酒が入れば気軽に話しかけることができます。
だんだんと笑い声も聞こえてきて、賑やかになってきました。
宴会が進むにつれ、徳利やビール瓶を持った人たちが、「さしつさされつ」をやっています。もちろん酒の無理強いはいけませんが、さしつさされるも、たまには良いものです。
でも、際限なく酌をされ続けたら、たまらん!(笑)
また泥酔して骨折したら困りますが、飲んでいるうちに「こうなれば、足の1本や2本くらいくれてやる!」といった太っ腹な心境になってきます。(苦笑)



そのうちにカラオケタイムとなり、5組が名調子で歌いました。
そして、わたしのカラオケの順番が回ってきました。
わたしは、「第19回東京ガールズコレクション(TGC)2014 AUTUMN/WINTER」に初登場し、圧巻のパフォーマンスで女子たちを熱狂させたばかりの矢沢永吉のナンバーを歌うことにしました。宴会の幹事が「社長に歌わせたい歌」アンケートを事前に取ったら、永ちゃんの「アイ・ラブ・ユー,OK」がダントツで1位だったのです。みんな、わたしのブログをよく読んでおり、「いつも東京のカラオケ・スナックで日本一になる歌を聴きたい!」というのです。


舞台の裾で出番を待つ・・・

YAZAWA登場?!

久々のステージでした

「アイ・ラブ・ユー,OK」を歌う♪



わたしは白ずくめの特製衣装を久々に着て宴会場に登場すると、大きな歓声に包まれました。ステージに上がると、流通事業課の梅林課長が大きな「E.YAZAWA」のタオルを肩にかけてくれました。「アイ・ラブ・ユー,OK」を歌い始めると、場内がシーンと静まり返り、間奏で「アイ・ラブ・ユー・サンレー」とつぶやくと、悲鳴のような歓声が起こりました。歌い終わると、みんな盛大な拍手をしてくれました。それが、なかなか鳴りやまず、「アンコール」が連呼されました。仕方ないので、もう1曲だけ歌うことにしました。


アンコール曲は「トラベリング・バス」♪

旅館の手拭いを振り回す聴衆(笑)

マイク・パフォーマンス!

想像以上に盛り上がりました!


わたしが「最初がバラードだったので、次はギンギンのロックで行くぜ!」と言って、「トラべリン・バス」を歌い始めました。その瞬間、大歓声とともにみんな立ち上がって、タオルを振り回し始めました。よく見ると、それは旅館の手拭でした。(笑)手拭のない人は、おしぼりを振っていました。(笑)
もう会場は熱気ムンムン。失神者も出るぐらいの盛り上がりでした。(笑)歌い終わると再びアンコールが連呼されましたが、キリがないので2曲にしておきました。



その後、退場したわたしは衣装を着替えて、急いで自分の席に戻りました。
それから、酒を飲みながら、いろんな社員といろんな話をしました。
業界の動向のこと、これからオープンするわが社の冠婚葬祭施設のこと、個々の社員の家族のこと、そして、わたしのブログのこと・・・・・。
さまざまな話題を繰り広げながら、相手の人となりが浮き彫りになっていきます。
宴会も終わりに近くなって、サンレー総合研究所の関野所長が「落ちる落ちるゲーム」という謎のゲームを行いました。なんでも老人クラブなどで行う予定のゲームだそうで、今夜はその実験がしたいとのことでした。「雷が落ちる」とか「リンゴが落ちる」などと声をかけて、その反応を見るというものでした。



社員旅行に行くたびに、会社の仲間がますます好きになります。やりがいのある仕事と素晴らしい仲間に恵まれ、わたしは本当に幸せ者だと思います。
最後は、中野取締役がサンレー名物の「末広がりの五本締め」で締めました。



宴会の後は、ホテルのカラオケルームに場所を移して、二次会を行いました。わたしは所要があって1時間以上遅れて合流したのですが、部屋に入るとすでに異様な熱気でギョッとしました。
わたしは、駆け付けの一曲で桑田佳佑の「祭りのあと」を歌いました♪
その後は、みんなの歌を聴きました。流通事業課の梅林課長の「ビューティフル・サンデー」も久々に聴きました。
相変わらずのコミカルな動きが面白かったです。



最後は、わたしが佐野元春の「SOMEDAY」を歌い、みんなで大合唱しました。
時間が来たので、締めは総務課の國行課長による「和のこえ」で締めました。みんなの心が1つになって、本社社員旅行の1日目の夜は更けていきました。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年9月11日 佐久間庸和