月のうた


錦織圭選手、残念でしたね。でも、日本人の全米オープン準優勝は快挙です!
ところで、昨夜は「中秋の名月」でした。これから北九州に戻るのですが、今夜は「月の織姫」こと築城則子先生の工房で開かれる「月見会」に参加します
今回の「庸軒道歌」は、「十五夜」にちなんで「月」をテーマにした歌を15首紹介いたします。
これまでに紹介した歌と重複しているものもあることをお断りしておきます。
(  )内の数字は、「庸軒歌集」の通し番号です。


月への送魂」は満月のセレモニー



(010)「月への送魂」に寄せる
    

この世より光となりて放たれり 
   これぞ送魂 月こそあの世

(015)終戦60周年の日に                            
    

天仰ぎ あの世とぞ思ふ望月は 
   すべての人がかえるふるさと

(016)『ハートフル・ソサエティ』を松陰神社に奉納する
    

身はたとひ地球の土に還るとも 
   月に留めん心の社会

(108)七尾の月をながめながら、
上杉謙信の「九月十三夜陣中作」を詠む


名月の下で詩を詠む謙信の 
   こころ偲びて七尾に来たる

(116)「月の広場」のオープンに際して
    

新月のやがて満ちゆき満月の 
   やがて欠けゆき そして新月

(117)小倉紫雲閣のリニューアル・オープンに際して
    

人は生き老い病み死ぬるものなれど 
   夜空の月に残す面影

(183)映画「ザ・ムーン」を観て
    

童謡に月の砂漠の歌あれど 
   飛行士いはく月は砂漠よ

(184)太陽と月について
                   

ただ直き心のみにて見上げれば 
   神は太陽 月は仏よ

(204)「月あかりの会」発足に際して 
             

亡き人の面影浮かぶ月あかり
   集ひて語る心の絆

(211)ムーンギャラリー小倉本店のオープンに際して
       

大切な人を亡くせし人びとの
   悲しみ癒すこの月あかり

(212)ムーンギャラリー小倉本店のオープンに際して


大切な人を亡くせし人びとが
   集ひて語る月の館で

(214)ムーンギャラリー小倉本店のオープンに際して


月は欠け人は亡くなるものなれど 
   月はふたたび満ちゆく人も

(277)平成26年 サンレー新年祝賀式典に際して 
                 

満月の光のごとき慈しみ 
   あふるる礼をわれら与えん


(280)平成26年3月度 平成心学塾 テーマ「慈経」


慈しみ説く月の経広めれば     
   仏の光浴びる日の本

(287)世界平和パゴダに捧げる


月光を浴びて輝く金色(こんじき)の 
   パゴダに祈る世界の平和


月は「あの世」である!



なお、わたしが「庸軒」の名で詠んだ道歌は、さらにはブログ『庸軒歌集』ブログ『庸軒いろは歌』で紹介したブックレットでも披露しています。さらには、『ハートフル・カンパニー』『ホスピタリティ・カンパニー』(ともに三五館)および『人間関係を良くする17の魔法』(致知出版社)でも披露しています。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年9月9日 佐久間庸和