紫雲閣のうた(1)


わたしは、「庸軒」の雅号で道歌を詠んできました。
これまで詠んだ道歌は、一条真也オフィシャル・サイト「ハートフルムーン」内の「庸軒歌集」に集められています。しかしながら数が多くなったため、当ブログの新コーナーとして、ジャンル別に紹介しています。今回は、紫雲閣オープンに関連した9首を紹介いたします。
(  )内の数字は、「庸軒歌集」の通し番号です。


セレモニー文化を築いてきた小倉紫雲閣



(004)宇佐紫雲閣のオープンに際して


宇佐の地のよき人々の旅立ちに 
          魂を送らん紫雲閣より

(022)金沢・粟崎紫雲閣のオープンに際して


秋深し よき人住める粟崎 
        仏土へ送る紫の雲

(045)沖縄・サンレーグランドホール中央紫雲閣のオープンに際して


沖縄の翁輪(おきなわ)になる この館 
    豊かに老いて ニライカナイ

(107)能登七尾紫雲閣のオープンに際して


いにしへに謙信公の落したる 
       七尾美し われら見参

(114)日田紫雲閣のオープンに際して


ひたひたと寄せる悲しみ受けとめて 
  魂(たま)の行方(ゆくえ)に想いを馳せん

(117)小倉紫雲閣のリニューアル・オープン(月の広場オープン)に際して


人は生き老い病み死ぬるものなれど
         夜空の月に残す面影

(119)今江紫雲閣のオープンに際して


昔より今へとつづく孝の糸 
        紡ぎて仰ぐ白山の嶺

(134)苅田紫雲閣のオープンに際して


見上げれば苅田の春の空は青 
      烏(からす)は黒で 雲は紫


月の広場にて



なお、わたしが「庸軒」として詠んだ道歌は、ブログ『庸軒歌集』ブログ『庸軒いろは歌』で紹介したブックレットにも掲載されています。さらには、『ハートフル・カンパニー』『ホスピタリティ・カンパニー』(ともに三五館)および『人間関係を良くする17の魔法』(致知出版社)でも紹介しています。「天下布礼」にとって、道歌は大きな力を秘めていると思っています。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年8月10日 佐久間庸和