全互連の会長に就任しました

ブログ「全互連総会 in熊本」で紹介したように、3日に開催された第56回定時総会において、わたしが全互連の新会長に選任されました。全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)は、かつては「平安閣グループ」と呼ばれた冠婚葬祭互助会の保守本流です。


全互連定時総会のようす



最初に会長のお話を頂いた時はまさに青天の霹靂でした。しかし佐久間会長とも相談の結果、不肖の身を顧みず、甚だ微力ながら冠婚葬祭業界ならびに全互連加盟互助会の発展のために会長をお引受けすることにしました。


全互連の会長に就任しました



全互連は冠婚葬祭互助会の保守本流です。保守とは、守るべきものを守るために改革することです。守るべきものとは、「文化の核」としての日本人の儀式であり、それを支える「相互扶助」の心です。それらを守る全互連とは、ある意味で日本文化を守る「文化防衛軍」かもしれません。わたしは全互連の新会長として、互助の心を取り戻し、有縁社会を再生するため全力で臨む覚悟です。そして、それはそのまま「天下布礼」の大いなる前進となるでしょう。



わたしは、総会の最後に新会長挨拶として、以上のような内容を述べさせていただきました。本当は、前日の2日のサンレー本社総合朝礼で詠んだ歌を披露したかったです。それは、「全互連の総力を挙げて、日本の儀式文化と相互扶助の精神を守りたい。そのためにも、天下布礼をもっと進めなければ」という想いを込めた以下のような歌です。




日の本のこころとかたち守るため
天下布礼をさらに進めん(庸軒)





懇親会の冒頭でも挨拶しました

互助会の存在意義について訴えました



総会後は懇親会が開催され、会員の家族のみなさんや協力会社の方々も参加されました。
ここでも新会長として挨拶に立ったわたしは、以下のように挨拶しました。
「先程開催されました定時総会におきまして、新道前会長の後を受け、全互連会長をおおせつかることとなりました株式会社サンレーの佐久間でございます。大役に身の引き締まる思いでございます。皆様のご指導、ご支援をいただきながら、微力ではございますが会長としての責務を果たして参る所存でございます。何卒よろしくお願い申し上げます」
その後、神田忠顧問(日本セレモニー会長)の発声で乾杯が行われ、懇親会が始まりました。


ブロガーの岸さん(中日映像出版会長)と



わたしのブログを愛読してされているというブロガーの岸邦晴さんも大変喜んで下さいました。早速、岸さんの「つれづれBlog」にもお祝いの記事を書いて下さいました
互助会とは、その名の通りに「相互扶助」をコンセプトとした会員制組織です。終戦直後の1948年に、西村熊彦という方の手によって、日本最初の互助会である「横須賀冠婚葬祭互助会」が横須賀市で生まれ、名古屋で大きく花開き、静岡を経て、日本全国へ広まっていったのです。そして、各地で冠婚葬祭を通じ日本人の心を豊かにしてきました。



わたしは多くの方々から「会長ご就任、おめでとうございます」とお祝いの言葉を頂戴し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。このように心から誇りを持てる仕事があって、その素晴らしい仕事に従事している仲間が全国にいる。こんなに幸せなことがこの世にあるでしょうか! わたしは、このかけがえのない全互連の仲間のために身を捧げる覚悟です。


式場スタッフの方(ブログ愛読者)からサプライズ!



懇親会の後は、BARで三次会も開かれ、土、田直樹副会長が乾杯の音頭を取りました。わたしはマリエール神水苑の素晴らしい庭園の夜景を眺めながら、美味しいカクテルを飲みました。そのうちカラオケ大会が始まり、ブログ「全互連西日本ブロック会議」で紹介した時と同じように、わたしは矢沢永吉の「アイ・ラブ・ユー,OK」をリクエストされ、もう清水の舞台から飛び降りる気で歌わせていただきました♪ 約23秒の間奏では、もちろん、「アイ・ラブ・全互連♡」と言いましたとも!


「アイ・ラブ・ユー,OK」を歌いました♪

アイ・ラブ・全互連♡



その後は、同じくユーアイ・ベルモニーさんが経営する「菊南温泉ユーベルホテル」に向かい、そこで宿泊しました。ホテルの入口には“くまモン”がいました。“くまモン”は「歓迎 全国冠婚葬祭互助会連盟様」と書かれた看板を持っていました。こういうユーアイ・ベルモニーさんのホスピタリティ・マインドは本当に勉強になります。


ホテルの入口で“くまモン”が迎えてくれました



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年6月4日 佐久間庸和