117グループ講演

東京から姫路に入りました。JR姫路駅前のホテルにチェックインした後、(株)117さんの結婚式場「ラヴィーナ姫路」に向かいました。同社の幹部研修である「ミドル会議」で講師を務めさせていただくのです。途中で117グループの「冠婚葬祭介護」の看板が目に入りました。


JR姫路駅のホームのようす

JR姫路駅の改札口の前で

姫路に117グループあり!



117さんといえば、冠婚葬祭互助会業界でもナンバーワンの業績の超優良企業です。山下宗吉会長はわたしの最も尊敬する業界の大先輩ですし、若手経営者のホープである山下裕史社長は年下ながら心から尊敬しています。そんな素晴らしい会社の方々にわたしごときが話すことなど何もないのですが、せっかくですので講演を引き受けさせていただきました。


117グループ「ミドル会議」の看板

117グループ「ミドル会議」のようす

山下社長のお話を伺いました



年に2回のグループ幹部研修会ということで、最初に14時から山下社長の訓話がありました。
山下社長とは日頃より親しくさせていただき、いろいろと意見交換もさせていただいていますが、改めてお話を伺うと目から鱗が落ちる内容だらけで、本当に勉強になりました。特に、具体的な例を挙げつつ、結婚式や葬儀を挙げることの意味を説いておられたのには感銘を受けました。トップが仕事の意味を真摯に語ってくれる会社の社員さんは幸せですね。


サンレーの考え方」について述べました

みなさん真剣に聴いて下さいました

サンレーとは?



続いて、15時過ぎからわたしが1時間半にわたって話をさせていただきました。
わたしは、最初に「こんにちは。今日、姫路駅に着いたとき黒田官兵衛の幟が翻っていました。軍師・官兵衛は姫路の地から生まれましたが、その後、大分県の中津に向かい、中津城の初代城主となっています。中津にはわが社の結婚式場もあり、官兵衛の甲冑のレンタルも行っています。わたしもその甲冑を着て、社員の前で雄叫びをあげたりするんですよ。(笑)ということで、姫路には非常に親しみを感じております」と述べました。
それから、サンレーという社名の意味から説明しました。
その意味は「SUNRAY(太陽の光)」「産霊」「讃礼」と3つあります。


S2M宣言」について

孔子ドラッカー

事業の定義について



わが社の経営理念である「S2M」についても説明しました。
ドラッカーの「事業の定義」にも触れ、わが社およびわが業界が提供するものについてお話しました。わが業界の事業の柱といえば冠婚・葬祭・互助会ですが、その三本柱はそれぞれ「平和」「平等」「人の道」を提供していると述べました。


進化する冠婚葬祭互助会

サービス業ほど素敵な仕事はない!



さらには、「互助会」について、「冠婚葬祭業」について、「サービス業」について・・・・・それぞれに対する考えを述べました。企業の真の宝は施設ではなく、人です。特に、わが業界のようなホスピタリティ・インダストリーの会社は人がすべてです。わたしの拙い話を、117幹部のみなさんは真剣に聴いて下さいました。


盛大な拍手を受け、恐縮しました

一同礼!



わたしは、最後に「117さんは互助会業界の希望の光です。山下社長は、自己犠牲の精神で業界のために日夜働いておられます。わたしのほうが少しだけ年長ですが、利他の精神で生きておられる山下社長を尊敬しています。世界遺産である姫路城と同じく、117グループも姫路の誇りであると思います。どうか、これからも業界全体にとって輝ける目標であり続けていただきたいと思います」と述べたところ、盛大な拍手を頂戴して、恐縮しました。


講演後、山下社長と固い握手

山下社長と意見交換する

「あっぷるデイサービス姫路」にて

介護の責任者の方から説明を聞きました



その後は、117さんの高齢者介護施設などを視察させていただきました。
老人ホームやデイサービスには、露天風呂や足湯やカラオケルームまで備えられ、会議施設で働く女性用に託児所まで用意されており、感心しました。どの施設も活気に満ち溢れており、117さんが本当に地域のみなさんに愛されていることがよく理解できました。
まさに、こちらのほうが研修をさせていただいた日となりました。
山下会長、山下社長はじめ、117のみなさまに心より御礼を申し上げます。



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2014年4月25日 佐久間庸和