ベトナム3日目

ベトナム3日目となる11日、ホーチミン市の空は快晴でした。
朝食で、待望のベトナム名物フォーを食べました。美味しかったです。
朝食後は、ホテルをチェックアウトしてバスに乗り込み、空港へ向かいました。


朝食はベトナム名物のフォーでした

シェラトン・ホテルのロビーで

迎えのバスに乗り込みました

ホーチミン空港にて



空港に到着したわたしたちは、VN234便でホーチミンからハノイに向かいました。
ハノイ市は、ベトナムの首都で、同国の北部に位置します。
ホーチミン市に次ぐ同国第2の都市であり、政治と文化の中心でもあります。


わたしたちが搭乗したVN234便

ハノイ空港に到着しました

ハノイベトナムの首都です

空はどんより雲っていました

水牛がいました

自転車が走っていました



11時30分にハノイに到着すると、そのまま市内へ向かいました。
空はホーチミン市とは違ってどんよりと暗かったです。
曇りというよりも、なんだか例のpm2.5のような感じでした。バスの車中から見える光景は水田が多く、ホーチミン市に比べて明らかに開発が進んでいないことが明らかでした。
途中、水牛の群れも何度か見えました。ベトナムでは、水牛の肉も食べます。
また、ホーチミンはバイクだらけでしたが、ハノイには自転車も多く走っていました。


Canonの工場がありました

Panasonicの工場もありました



さらに市内へ向けて進むと、工業団地のような場所が見えました。
聞くと、日本企業の工場が立ち並んでいるそうです。
Canon、Panasonic、東芝など工場が見えました。
もっとも看板などは韓国企業のものが多かったように思います。


昼食を取ったインターコンチネンタル・ホテル

生春巻とフォーを食べました

麺入りトムヤンクンも食べました

ビュッフェには寿司コーナーもありました



ハノイ市内を視察した後、インターコンチネンタルのレストランで昼食を取りました。
ビュッフェ・スタイルでしたが、料理はどれも美味しかったです。
わたしは、朝に続いてフォーと生春巻を食べました。また、サニーライフの大西孝英社長が食べているトムヤンクンに麺を入れたものがなかなか旨そうだったので、それも食べました。
どちらも良い味をしていましたが、お腹いっぱいになりました。
レストランには、寿司コーナーもありました。


ベトナム計画投資省

レクチャーのようす

ベトナムにおける外国投資を学びました



わたしたちは、ベトナム計画投資省の外国投資庁(FIA)を訪れました。
ここは、ベトナムに対する外国直接投資およびベトナムから海外に対する外国投資活動について、計画投資大臣に対して助言を行い、国の行政機能を執行する権限を持っています。わたしたちは、ここで、ベトナムにおける外国投資についてのレクチャーを受けました。


ベトナム日本大使館を訪問しました

日の丸が半旗掲揚されていました



それから、ベトナム日本大使館を表敬訪問しました。
これは互助会保証の藤島社長の人脈によるものです。
藤島社長は、経済産業省のご出身で、総合商社の双日(株)の副社長も務められました。さらにはパナマ大使も経験されているのです。ブログ「ベルギーの思い出」で紹介した互助会保証の欧州ミッションのときも、ベルギー大使館を訪問させていただきました。ちょうど3・11ということで、ベトナム日本大使館には日の丸が半旗掲揚されていました。
この日はあいにく大使が日本に帰国されており、不在でした。
それで、鈴木公使および三宅参事官が迎えて下さいました。
その後、鈴木公使と三宅参事官から、それぞれレクチャーを受けました。


ベトナム日本大使館にて



鈴木公使のレクチャー後、わたしは質問をさせていただきました。それは、ベトナムでは「クール・ジャパン」ということで日本の文化が高く評価されているが、特に日本のアニメやコミックの人気が高いと聞いていましたので、そのあたりの実情をお訊ねしました。
すると鈴木公使は、「その通りで、日本のアニメが大人気です。特に『ドラエもん』の人気が非常に高いです。また、『名探偵コナン』も人気ですね」と答えて下さいました。TVドラマでも「おしん」が有名で、ベトナムでは女中さんのことを「おしん」と呼ぶそうです。最近では、井上真央主演の「花より男子」も注目されているそうです。しかし、日本文化以上に人気なのが韓国文化で、TVドラマは「韓流」、音楽もK−POPが席巻しているとか。
また三宅参事官のレクチャーでは、「べトナムはとてつもない格差社会です。路上のフォー売りがいると思えば、高級ブランド店が入ったショッピングモールがある。自転車で走っている人もいれば、ポルシェに乗っている人もいる」というお話が印象的でした。
ミッションの団員は、総じて、現在のベトナムは60年代後半から70年代前半にかけての日本に似ているという感想を持った人が多かったようです。


仏塔が立ち並ぶ鎮国寺のようす

鎮国寺の本堂内の仏像



それから、わたしたちはハノイで最も古い仏教寺院である「鎮国寺(チャンクォック寺)」を訪れました。現在はホータイ(西湖)の東側、タインニエン通り沿いのキムグー(金魚)島にあります。もともとは6世紀に紅河のほとりのイエンホア村に建立され、「開国寺(カイクオック寺)と名付けられました。1440年、「安国寺(アンクオック)寺」と改名されました。
そして1815年、グエン(阮)朝初代皇帝となる嘉隆帝(ザーロン帝)によって修築されたのが現在の伽藍です。1842年、第3代紹冶帝(ティェウチ帝)は、当時は一地方都市であったハノイの寺に「国」の文字を使うことを禁じました。そして「鎮北寺(チャンバック寺)」と名前を変えてしまいましたが、人々からはずっと「鎮国寺」と呼ばれてきました。
この鎮国寺には、墓塔や仏塔をはじめ菩提樹などがあります。
また本堂には、阿弥陀如来や釈迦如来、それに布袋といった仏像が黄金色に輝きながら並んでいて、じつに壮観です。ある意味で、ブログ「恩福寺」で紹介した寺院と同じ宗教テーマパークに香りもしますが、こちらのほうがずっと上品です。


夕食で飲んだタイガー・ビール

「JWマリオット ハノイ」の勇姿

客室もゴージャスでした!



夕食会場は、ベトナムフレンチの“PRESS CLUB”でした。
こちらの料理も大変美味しかったです。タイガー・ビールや白ワインもたくさん飲みました。今日は、朝・昼・晩と美味しい食事が続き、ちょっと食べ過ぎました。
夕食後はバスで宿の「JWマリオット ハノイ」に向かいました。このホテルがまたスーパー・ゴージャスで驚きました。建築も非常に特徴的です。まるでドバイのホテルみたいで、とても社会主義国の首都に建てられたホテルだとは思えません。


BARもゴージャスでした!



夜は、藤島社長をはじめとした互助会保証のみなさん、サン・ライフメンバーズの比企武社長とともにホテルのBARで飲みました。わたしは藤島社長おススメのテキーラ入りトマトジュースを飲みながら、業界の未来についてみなさんと意見交換させていただきました。とても有意義かつ楽しい時間を過ごすことができました。
こうして、ベトナム3日目は過ぎていきました。
ブログ「ハノイ」ブログ「鎮国寺」もお読み下さい。
明日は、いよいよ「ホーチミン廟」に行きます。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年3月12日 佐久間庸和