北九州市観光協会新年会

24日の夜、公益社団法人北九州市観光協会の新年会が開催されました。
理事であるわたしは、会場であるリーガロイヤルホテル小倉の日本料理店「なにわ」を訪れました。野畑昭彦会長をはじめ、多くの方々が参加されていました。


北九州観光協会新年会のようす



いろんな話が出て盛り上がりましたが、わたしがブログ『原爆投下は予告されていた』の内容についてお話ししたところ、みなさん大変な興味を持って下さいました。
昭和20年8月9日、なぜアメリカは第1目標だった小倉に原爆を落とさず、第2目標の長崎に落としたのか? 爆弾を落とさせないために小倉では2つの作戦が実行されたわけです。
1つは、アメリカ人の捕虜を大量に集めるという古典的な作戦。
もう1つは、人工の煙幕で空を覆うというハイテクを駆使した作戦。
本当にこれらの作戦が実行されたとすれば、これはもう、危機を回避する最大のリスク・マネジメントであり、「史上最大の作戦」と呼べるかもしれません。



もちろん、「史上最大の作戦で小倉の人々の命が救われた」などとはしゃぐ気などまったくありません。わたしは、そんな破廉恥な人間ではありません。
広島と長崎の原爆で亡くなった犠牲者の方々に対して、そんな非礼はできません。
しかし、この広島・長崎の犠牲者への配慮こそが、小倉への原爆投下回避という大作戦の存在がこれまで隠されてきた一番の原因だったかもしれませんね。
いずれにせよ、小倉の人々はつねに広島と長崎の死者を忘れずに生きていかなければならないと思います。そして、米国民は人類で初めてアメリカが核兵器によるジェノサイドを実行したという事実を忘れてはなりません。



その他、宮本武蔵佐々木小次郎の巌流島の決戦の真実、2月に開催される北九州マラソンのことなど、じつにさまざまな話題が次から次に飛び出して、話が途切れることはありませんでした。ホテル・タクシー・物産・社交業・・・・・みなさんの職業はまちまちですが、北九州市を観光都市にしたいという熱い想いは一致しています。
この夜はさまざまな話ができて、非常に有意義な夜となりました。



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2014年1月25日 佐久間庸和