初詣

新しい年、平成26年(2014年)が訪れました。ブログ「年賀状について」に書いたように、喪中により年賀は控えますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今朝、北九州は門司にある皇産霊神社を訪れ、初詣をしました。
今日は7時22分から「初日の出遥拝」が予定されていました。
厚い雲に阻まれてていたたために、少し遅れて初日の出を拝みました。


夜明け前の皇産霊神社

巨大河童像の横に初日の出が・・・・・

皇産霊神社の正月神事「歳旦祭

玉串奉奠しました

サンレーの橋本常務と一緒に拝礼する人々


今年は、午前7時30分から神事「歳旦祭」が行われました。
最初にわたしが玉串奉奠し、二礼二拍手一礼で参拝しました。
続いて、サンレーの橋本洋介常務と一緒に幹部社員や関係者一同も拝礼しました。
同志とともに、それぞれの家族の幸福と会社の繁栄を祈願しました。


神事の終了後に挨拶しました

今年の抱負を大いに述べました



神事の終了後は、わたしがサンレー社長として挨拶をしました。
平成26年のサンレーは新規事業や儀式イノベーションに次々に取り組み、いわば「挑戦の連続」となります。ブログ「創業守礼と天下布礼」にも書いたように、わが社の初期設定が「創業守礼」ならば、アップデートは「天下布礼」ではないでしょうか。
さらに言えば、初期設定が皇産霊神社天道館ならば、アップデートは隣人館であり、「禮鐘の儀」であり、さらには「月への送魂」であると言えます。今年を大きな飛躍の年として、わが社は果敢に挑戦していきたいと思います。そして、尊敬する稲盛和夫氏のように「ど真剣」に経営に取り組むことを社員や関係者一同の前で誓いました。
最後に、日本が「無縁社会」や「老人漂流社会」を乗り越えるようにと心から祈りました。


大勢の人で賑わう皇産霊神社の境内で



皇産霊神社 は、もともとサンレーグループの総守護神を祀った神社です。
こよなく太陽を愛する佐久間進会長の「北九州で朝日が一番美しい青浜に神社を建てたい」という願いがかなって1996年に建立されました。
毎年、元旦には何千人もの人々がこの神社を訪れ、初日の出を拝んでいます。


シンプルな日本人の信仰の原点です



鳥居の向うには、九州最北端の美しい青浜の海が広がっています。
その両隣には、「お天道さま ありがとうございます」と「ご先祖さま ありがとうございます」の文字が書かれた2つの看板が飾られています。
まさに、ここにはシンプルな日本人の信仰の原点があります。


巫女舞が行われました

巫女舞を眺めました

いつ見ても幻想的です



今日は比較的暖かかったせいか、例年以上に多くの人出がありました。
というのも、この神社で行われる巫女舞と獅子舞が大変な人気なのです。
どうやら、ネットなどでも評判になっているようです。
最初に、初々しい巫女さんが2人で巫女舞を奉納しました。
その優雅なさまに多くの人々がカメラのフラッシュをたいていました。


獅子たちが元気よく登場しました

勇壮に舞う獅子たち



それから、次は獅子舞です。
神社の神殿から2体の獅子が元気よく飛び出してきました。
そして、激しく獅子舞を始めます。ここでも、たくさんのフラッシュがたかれました。


わたしも頭を咬まれました!

最後は、獅子たちからメッセージが・・・・・



舞いを終えた獅子たちは、参拝客の頭を咬んでいきます。
頭を咬まれることは非常に縁起が良く、その年は幸運に恵まれるといいます。
わたしも、しっかりと頭を噛んでもらいました。
咬まれる瞬間、「頭が良くなりますように」と願をかけました。
一緒に初詣に来ていた家族も、みんな咬まれました。
幼い頃は怖がって泣いていた長女も、嬉しそうに自分から頭を突き出していました。
最後は、獅子たちの口の中から「新春のお慶びを申し上げます」と「皆様に福が来ますように」というメッセージ幕が出てきました。その瞬間、盛大な拍手が起こりました。


お神酒、ぜんざい、おせち料理に群がる人々

むすび神社のようす

七福神のようす

河童大明神のようす



それから、お神酒、ぜんざい、おせち料理などが参拝客に振る舞われました。
みなさん、ニコニコしながら美味しそうに口にされていました。
熱いぜんざいをフーフーしながら食べる姿には、心温まるものがありました。
縁結びの「むすび神社」、七福神河童大明神にもお参りして、お賽銭をあげる人の姿がたくさん見られました。今年は、みなさんにとって良い1年でありますように・・・・・。
いったん帰宅して、これから家族揃って実家を訪ねることにします。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2014年1月1日 佐久間庸和