サンレーグループ合同忘年会

26日の夜、サンレーグループの忘年会が行われました。
今年はサンレー本社だけでなく、松柏園ホテルハートピアムーンギャラリー隣人館、クリーン30、オラシオンなども合同の大忘年会です。じつは、今年は非常に忘年会の入りがよく、会場となる松柏園のバンケットが空いていなかったのです。
これも、安倍首相による「アベノミクス」効果でしょうか。安倍首相といえば、ブログ「安倍首相の靖国参拝」に書いたように、26日の午前中、靖国神社を参拝されましたね。
死者の存在を忘れずに、しっかりと哀悼の誠を示すリーダーは素晴らしいと思います。


社長として挨拶しました

200名近くの大忘年会でした



合同忘年会ということで、会場には200名近くの社員が集まりました。
最初に、サンレー本社の可愛いお嬢さん2人による「開会宣言」が行われました。
社長であるわたしが挨拶しました。わたしは、「1年間、本当にお疲れ様でした。今年は大きな目標を立てて頑張ってきましたが、なんとか皆で力を合わせて最後まで走り抜きましょう。また、今年は『禮鐘の儀』という新時代の儀式文化イノベーションも起こすことができました。来年、わが社は宅食事業や『鎮魂の森』という樹木葬にも進出します。きっと、さらなる発展が待っていることと思います。どうか、みなさん、大いに飲んで食べて歌って、今年を締め括って下さい」と述べました。その後、橋本洋介常務の乾杯の音頭で宴がスタートしました。



日頃はなかなか話せない人たちとも言葉を交わしました。
差しつ差されつで、メートルも上がりますね。
楽しい会話に、さらにお酒が進みます。いや、ほんとに。
わが社で働きながら劇団「青春座」の看板女優でもある古田美佐代さんも、わたしの席まで挨拶に来てくれました。青春座は「無法松の一生」で有名な地元の名門劇団ですが、来年は「エンディングノート」を上演することになっており、わが社が協賛させていただく予定です。
他にもいろんな方がやって来て、忘年会は有意義かつ楽しく過ぎていきました。


大忘年会のようす

サンレー本社社員による宴会芸

松柏園ホテル社員による狂乱のパフォーマンス!

赤いスイートピー」を歌う女性司会者たち



忘年会が盛り上がった頃、いよいよカラオケタイムです。
本社、松柏園、関連と、芸達者が続々と登場し、会場は大いに湧きました。
女性司会者の3人組が松田聖子の「赤いスイートピー」を歌ったのですが、歌い終わった後、持っていたスイートピーをわたしにプレゼントしてくれました。いやあ、嬉しかったですね!
そして、ついに、わたしの順番が来ました。最初に「禮鐘の儀」のプロモーションビデオを流しました。わが社の社員がたくさん出演しているので、大いに盛り上がりました。
その後、わたしがステージに上がると、本物の禮鐘が登場しました。


禮鐘の儀」の説明をしました

あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌う♪

思わず、熱唱しちまいました♪



それから、わたしはゴスペル隊とともに「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌いました。
もともとは和田アキ子のナンバーですが、日本を代表する数々のヴォーカリスト、それもロッカーたちのハートを刺激するらしく、驚くような面々がこの曲を歌っています。
すなわち、桑田佳祐大友康平徳永英明ASKAらです。
わたしは、彼らの歌い方をハイブリッドで表現しながらも、基本的には自分の声に最も合う(と思われる)クレイジーケンバンドバージョンで歌いました。
ゴスペル隊の活躍もあって非常に盛り上がり、アンコールがかかりました。


サザンオールスターズの「蛍」を歌う♪

知覧訪問のときの映像を流しました

万感の想いを込めて歌いました♪


アンコールでは、桑田佳祐の「蛍」を歌いました。ブログ「永遠の0」で紹介した戦争映画の主題歌です。非常に切ないスロー・バラードで、特攻で大空に散っていった若者たちの鎮魂の歌です。「何のために己を断って 魂だけが帰り来るの? 闇の飛び交う蛍に連れられ君がいた気がする」という歌詞などはスピリチュアルな世界観で、まさにブログ「冨屋食堂」に書いた「ホタル」の物語そのものです。最後の「涙見せぬように笑顔でサヨナラを 夢溢る世の中であれと祈り」という歌詞には、グリーフケアの要素があります。そう、「君にサヨナラを」も「風の詩を聴かせて」も桑田佳祐のソロ・ナンバーでしたが、「蛍」はサザンオールスターズ初のグリーフケア・ソングなのです! わたしが知覧を訪れたときの映像も背後で流れ、ハンカチを目に当てながら、この歌を聴いてくれた人もいました。この歌を、安倍首相が靖国参拝された日の夜に歌うことができて、本当に良かったです。



カラオケの後は、豪華賞品が当たる抽選会です。
想像を絶する超豪華賞品が続々と登場しました。司会は、「伝説の司会者」ことハートピアの古庄ゼネラル・マネジャーが担当して、会場を大いに盛り上げてくれました。
個人的には、わたしはマッサージ器が欲しかったのですが、当たりませんでした。(涙)
賞品が当たるたびに巻き起こる歓声、みんな、本当に嬉しそうでしたね。


最後は「末広がりの五本締め」で                  



最後は、中野取締役の音頭によるサンレー名物の「末広がりの五本締め」で宴を閉じました。指も1本より2本、2本より3本、4本、5本のほうが良い音が出ます。
人間の場合も、まったく同じではないでしょうか。
1人ではできないことでも、多くの仲間が集まれば、いろんなことができる。
「会社」も「社会」も、つまるところ、人の集まりに他なりません。
社会とは最初から「有縁」であり、「無縁社会」などありえないのです。


松柏園ホテルの正月飾りの前で

もういくつ寝ると、お正月♪


こうやって、同じ会社に集った者同士が忘年会を開くのも「縁」あってのことです。
「縁」によって結ばれた人々が集う「宴」は最高です!
「真の贅沢とは人間関係の贅沢である」とのサン=テグジュペリの言葉は真実ですね。
仲間たちと大いに語り、大いに笑い、大いに飲んだ忘年会でした。
会場を出ると、松柏園ホテルはもう正月の飾り付けがされていました。

 


行く年を忘るるもよし
来る年を望むるもよし 酒は飲め飲め(庸軒)




*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年12月27日 佐久間庸和