『恋愛も結婚もローマに通ず』


この記事で、当ブログの300本目となります。
わたしは、これまで多くのブックレットを刊行してきました。
それらの一覧は一条真也オフィシャル・サイト「ハートフルムーン」の「佐久間庸和著書」で見ることができます。整理をかねて、これまでのブックレットを振り返りたいと思います。


『恋愛も結婚もローマに通ず〜真実の口に誓う永遠の愛』(2006年8月刊行)



今回は『恋愛も結婚もローマに通ず〜真実の口に誓う永遠の愛』をご紹介します。
2006年8月に刊行されたブックレットですが、目次は以下の通りです。
古代ローマ人現代日本
カエサルという男
●借金王カエサル
●史上最高にモテた男
カエサルからアウグストゥス
オクタヴィアヌスの恋
●結婚の神様の大作戦
●健全な家族を求めて
クレオパトラという女
●ヴィラとローマン・ガーデン
●進化するヴィラ・ルーチェ


古代ローマの面影を残す「フォノ・ロマーノ



このブックレットは、結婚式場「ヴィラ・ルーチェ」のオープンを記念して作成しました。
古代ローマ史は恋愛と結婚に関する物語ソフトの宝庫だと言えます。
そして、その舞台こそが、ヴィラ・ルーチェです。ヴィラ(VILLA)とは、イタリア語で別荘・山荘のことです。ローマでは、さして経済力があるとは言えない家でも、都心から20〜30キロの距離に山荘を持っているのが普通でした。


ヴィラ・ルーチェのガーデンには映画「ローマの休日」に出てくる「真実の口」があります。
「真実の口」の本物は6世紀に建てられたサンタ・マリア・イン・コスディン教会の入り口左手にあります。大理石でできた大きな円盤に、海神トリトーネの顔がかたどられていて、口がちょうど開いています。嘘をついている人が、その口に手を入れると抜けないという伝説が残っています。ここで、新郎新婦に手を入れていただき、永遠の愛を誓っていただく趣向です。
「真実の口」と並ぶローマの観光名所に「トレヴィの泉」があります。
ポーリ公の宮殿背後の壁面を巧みに利用した高さ26メートル、幅20メートルのローマ最大の噴水は、2人のトリトンの御する海馬が引く貝殻の馬車の上に海神ネプチューンが立ち、その周辺を水が躍動しています。この噴水に背を向けて肩越しに1枚コインを投げ入れると、再びローマに帰ってこれるという伝説が有名です。
そして最近では、2枚投げると両想いになれるとされているそうです。この恋人たちのためのスポットである「トレビの泉」もヴィラ・ルーチェのガーデンに設置されています。


「真実の口」もある松柏園ホテル古代ローマ風庭園



ヴィラ・ルーチェの代名詞である古代ローマ風結婚式とは、ギリシアローマ神話の神々の像の前で愛を誓い指輪を交換し、親族友人を招いた祝宴を張り、花婿が花嫁をだきあげて家やヴィラに入るというスタイルでした。これを完璧に実現させるために最後につくるべきもの、それは、ギリシアローマ神話のオリュンポス12神すべてが立ち並ぶ究極の神殿です。
神々の父ゼウス、太陽神アポロンをはじめとする諸神すべてが見守る中で結婚式をあげる聖なる場所。これを新時代の結婚式の舞台として提案したいと思います。
現在のヴィラ・ルーチェはまだほんのヴァージョン・ワンにすぎません。今後、周囲の人々や同業者が腰を抜かすほど、ヴァージョン・アップを遂げていきます。永遠の名画「ローマの休日」の原題は「ローマン・ホリデー」ですが、ヴィラ・ルーチェが目指すのは、羅馬的浪漫、つまり「ローマン・ロマン」です。



なお、このブックレットは サンレーグループの諸施設にも置いています。
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2013年10月22日 佐久間庸和