本社社員旅行1日目

11日は、サンレー本社の社員旅行の日です。朝、小倉紫雲閣の「月の広場」前に集合して、総勢60名以上が2台の大型バスに分かれて8時に出発しました。


見送ってくれた“おくりびと”の方々

最初に挨拶しました



出発のとき、わが社の誇る紫雲閣の“おくりびと”たちが見送ってくれました。
わたしが乗ったバスのガイドさんは経験豊富なベテランで、大変な話上手でした。
日常暮らしている土地を離れ、異なる土地におもむき、非日常の体験を味わう。
旅行というものは、本当に楽しいものです。
人間関係を良くするためにも、旅行というイベントが非常に大切です。
たとえば、学生時代の卒業旅行、恋人とのランデブー、ハネムーンに家族旅行など。
旅行で非日常の時間をつくりだすことで、人の心の結びつきはさらに強固になります。
それは、会社で働く仲間の場合でもまったく同じです。


もみじ饅頭を配る佐久間会長

宍道湖をバックに



足立ICから玖珂PAで休憩した後、安佐PAで昼食を取りました。
昼食後は三次東ICから松江自動車道に入りました。
車中で、佐久間会長が出雲大社サンレーの関係について話してくれました。
それから、宍道湖PAで休憩してから、松江西ICで下りました。
宍道湖が見えて、とても気持ちが良かったです。


水木しげる記念館の前で記念撮影

水木しげる記念館にて

水木しげるロード



そして、「水木しげる記念館」を見学し、「水木しげるロード」を散策しました。わたしは3回目の訪問でしたが、初めて訪れた人がほとんどのようで、みんな大喜びしていました。良かった!


バスの長旅で疲れました

ようやく旅館に到着しました



それから大根島を通って、17時過ぎに玉造温泉に到着しました。
宿は「ホテル玉泉」というところで、曲水の庭が名物です。
まずはひと風呂浴びて、長々とバスに揺られた疲れを癒しました。
温泉に入ったのはブログ「法師」で紹介した日本最古の宿に宿泊して以来でしたが、あのときは1人でロンリーでした。今度は、社員のみなさんと一緒に和気あいあいと湯に浸かりました。やはり、温泉は大勢で来たほうが楽しいですね!



今では、社員旅行というものは、なくなる一方だそうです。
人間関係のわずらわしさから、旅行はもちろん忘年会などもどんどん縮小傾向にあるようです。どうも、日本中の会社が「人間嫌い」の方向に向かっているような気がします。それには、加速化する一方のIT化の影響も大きいでしょう。みんな一日中、机の上のパソコンにばかり向き合って、人間と向き合わない、そんな会社ばかりになりました。
いや、会社というより、社会そのものがそうです。
例の個人情報保護法の関係で、同窓会や町内会の運営も難しくなっています。
ますます人と人が接触する機会が失われてしまう。
社会全体が「人間嫌い」になっているのです。



しかし、わたしたちのミッションは「冠婚葬祭を通じて良い人間関係づくりのお手伝いをする」です。「人間嫌い」などになっていては良い人間関係づくりなど望みようもありませんし、また、そのお手伝いもできません。
すなわち、わたしたちは「人間好き」にならなければいけません。人間を好きになるためには、会社の場合なら、一緒に働く職場の仲間を好きになることから始まります。
その人を好きになるには、その人と話し、その人を知ることが重要です。
そして、それには旅行という非日常のシチュエーションで「思い出」を共有することが一番効果的ではないでしょうか。考えてみれば、新婚夫婦だってお互いをよく知り、お互いをさらに好きになるためにハネムーンに行くではありませんか。だから、わが社は「人間嫌い」化という世の流れに逆らって、あえて社員旅行を行っているのです。
なお本日の訪問場所について、詳しくはブログ「水木しげる記念館」ブログ「水木しげるロード」をお読み下さい。



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年9月11日 佐久間庸和