ガリガリ君リッチ コーンポタージュ

弥生晦日となる今日、朝起きたら首が痛くて仕方ありません。
起き上がってみると、どうも寝違えたようで、首が回りません。
その瞬間、「借金は返済したのに、なぜ首が回らないんだ?!」と思いました。
でも、なんとか気を落ちつけて行きつけの整体院を訪れることにしました。
ここは数日前にも訪問したばかりです。そのときは、右足のふくらはぎを痛めていたのです。50歳を目前にして、ここのところ体の故障が目立ち、自分でも情なくなります。でも、整体の先生いわく、男性の50歳前後は女性の更年期のように体調がおかしくなるものだとか。


ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」をゲット!



1時間の治療を終えて帰宅する途中、首のアイシング用の氷を買うためにコンビニに立ち寄りました。大好物のコンビニマンガ数冊と氷を求め、ふと氷菓のコーナーに目をやると、愛してやまないガリガリ君ソーダ味が目に飛び込みました。その横には、はちみつレモンスカッシュ味も置かれています。これは何度か食べましたが、ちょっと味が薄い気がして「やっぱり、ソーダのほうがいいなあ・・・」と思いました。すると、はちみつレモンスカッシュ味のさらに横に見慣れないガリガリ君が1本だけ置かれています。手に取ると、それは、なんと「ガリガリ君リッチ コーンポタージュ」でした。もちろん、レジに直行しましたとも!
この商品は昨年の9月4日に発売されましたが、当初の販売予測を大きく上回る販売数量となり、わずか2日後の9月6日に商品供給が間に合わず販売休止となりました。このたび、商品供給体制が整ったので、今年の3月26日より全国で販売が再開されたそうです。



松柏園ホテル小倉紫雲閣のちょうど中間地点に位置し、「サンレーグループ社員のオアシス」とも呼ばれているポプラ上富野店で1本だけ残っていたガリガリ君コーンポタージュをゲットしたときのわたしの気持ちがおわかりでしょうか? 最近お気に入りのキンタロウ。を真似して、「コーンポタージュ、フライングゲット!!」とやりたくなりました。 
赤城乳業の人気商品であるガリガリ君へのわたしの想いは、ブログ「ガリガリ君が好き!」、およびブログ「ガリガリ君も、すげえぞ!」に書きました。そのせいか、「佐久間社長は、ガリガリ君がお好きなんですね」と多くの人たちから言われます。
ガリガリ君コーンポタージュが販売されていた昨年の数日間、ちょうどわたしはヨーロッパに出張していて、その味を堪能することができませんでした。「ベスト50レビュアー」こと不識者さんのブログ記事を見て、口惜しさのあまり地団駄を踏んだ思い出があります。


これはもう、たまらぬものなり!



わたしは、「3月26日よりの販売再開」は知ってはいましたが、それは都心部が中心で、「文化の砂漠」と呼ばれる北九州でお目にかかることは当分あるまいと思っていました。
それだけに、ようやく口にできたときの喜びを言葉では表現できません。
おそるおそる袋を開いて、一口かじってみました。お、想像していたよりも甘くなくて、しっかりコーンポタージュの味がします。これは氷菓というよりもスープを凍らせた冷たい料理といった感じです。うーん、これはもう、たまらぬものなり!
しかも、食べ進んでいると、かき氷の中につぶつぶコーンが入っていました。
なんでも、北海道の厳選されたスーパースイートコーンだそうです。
えー、こんなのってあり? ありおりはべりいまそかり!!


桜を見上げながら、最初のひとかじり!



たった1本しかなかったので、家にいた妻と次女にも一口づつ食べさせてあげました。1本のアイスキャンデーを家族3人で分け合うなんて、社会現象にまでなった「一杯のかけそば」みたいです。本当は、東京にいる長女にも食べさせてあげたかった!
3月最終日という桜がまだ咲いているときにガリガリ君コーンポタージュを入手したのも僥倖でした。わたしは、わが家の庭の桜の老木の前で最初の一口をかじりました。その瞬間、わたしの口に中にはコーンポタージュの豊かな味が広がり、心の中の桜が満開に咲きました。
ああ、生きてて良かった! ボク、ガリガリ君。キミ、何ガリ君?
ちなみに、電気グルーヴの「ガリガリ君」は名曲です。



こんな素敵な体験ができたのも、思い返せば、寝違えて首が痛くなったおかげです。朝一番で整体の治療に行かなければ、コンビニに行くこともありませんでした。また少しでも時間が遅れていたら、1本しか残ってしないガリガリ君コーンポタージュは誰かが購入していたことでしょう。そのように考えれば、悩ましい首の痛みにまで感謝したくなりました。
ついてる、ついてる、ありがとう! 素晴らしき哉、人生!



*よろしければ、「一条真也の新ハートフル・ブログ」もどうぞ。



2013年3月31日 佐久間庸和